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2009年12月31日 (木)

香港:馬鞍山(マーオーシャン)

香港で一番印象深い山と言えば、馬鞍山。
標高702㍍、でもその山姿は2千㍍級。
5年前、西貢から昴平に上がり、大金鐘(ピラミッドピーク)を経て馬鞍山へ。
のち、牛押山、吊手岩から馬鞍山村へと周回した。

再訪の今回は、反対側の沙田から昴平へとした。

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【山行日】 2009年12月24日(木)
【山 域】 香港:九龍半島 馬鞍山702㍍
【天 候】 晴れ
【形 態】 周回一部往復 単族 軽装快速
【コース】 沙田、亞公角10:00--10:30梅子林--11:00女婆アウ--11:20梅子林--

11:40茅坪--12:20昴平--13:10馬鞍山13:25--14:00昴平--14:30村--15:20馬鞍山駅

香港で人気の山が日本でも知られるようになったのはみなみらんぼうによる。
山と渓谷で紹介したその山姿は読者を魅了した。
「世界で一番高い700㍍峰」
その高度感、登り応え、展望どれをとっても一級品。
香港に到着し、ホテルに入ったのが前日深夜というより、0時を過ぎていた。
天気が良い初日にあえて選ぶ。
この日を逃すともう機会が訪れない気がした。

ただ、登山口に不安があった。香港の山歩きではいつもそう。
「地図通」という道路地図だけが頼りなのだ。
沙田の町はずれ、亞公角でバスを降りる。

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道路の先はるかに見えているのが馬鞍山のはず。
梅子林までは車道を歩く。舗装道路をひたすら上る。
散歩運動している何人もの老人とすれ違う。
梅子林でいくつか道が分かれる。
その先にハイキンググループがいる。
部落の細い道は、民家の軒下を通っていく。

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彼らを抜くと、樹林帯に入り、苔むした沢沿いの道を上がる。
アウという鞍部に着くと、数人が休んでいる。
馬鞍山のことを尋ねると、道が違うと言う。
梅子林まで戻り、右手の細い道に入るらしい。
馬鞍山は危険なので、十分に気を付けろとも言う。
がっくりして戻る。
先ほど抜いたグループのリーダーからも説教を受ける。
間違えた道には大きな犬がいた。
なんだ、だから避けてしまったのだ。

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遅れを取り戻すべく、とにかく茅坪を目指す。
茅坪や交差点で、指示標識に間違いはなかった。

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すぐに尾根道になり、右下に西貢の海が霞んでいる。

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振り返ると、山姿そのままの水牛山(バッファローピーク)だ。

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前方には、真打ち(?)前座のピラミッドピークが見えてくる。

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パラグライダーが気持ちよさそうだ。
日差しがきつく、水の心配が出てきた。700ミリリットルで大丈夫か。
昴平はすすきや草付きの、広い高原のようだ。
でも、馬鞍山はまだ遠い。
計画では登り3時間、下り2時間。13時山頂だ。
ミスした時間が惜しい。
眼前の大金鐘(ピラミッドピーク)は巻くしかない。
巻道は一旦下っていく。もったいないことだ。
トラバースして長い階段状の登りに入ると遠くに馬鞍山が見え出した。

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遠い。とても遠い。
大金鐘との鞍部から少し上れば、尾根歩きに変わる。
気分も晴れて歩きも楽しくなるはずだ。
のどが渇くが節約する。これは本当にまずい。

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馬鞍山への最後の登りで、家族連れが途中で諦めた。
上から下りてくる若者もへっぴり腰だ。
確かに滑りやすい急坂だ。
あと少し。でも予定時刻が迫ってくる。
13時には引き返すのだ。とてもきつい。
自分で勝手に決めたことだが、この目安が大事なのだ。
軽装快速という歩き方は、危険・遭難と背中合わせだから単純なきまりが大切。

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結局、最後の登りはそれまでの無理がたたった形になった。
山頂のコンクリート柱の日陰に倒れこむ。
めまいがする。食欲はまるでない。
この少しの日陰がとてもありがたかった。
少しだけ残して、水をかみしめながら飲む。
うとうとする。

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今日はとても、牛押山・吊手岩を周回できそうにない。
距離的には短いのだが、少しヤブコギになる。無理はできない。
多少、生き返った所で素直に元来た道を慎重に引き返す。

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下りがとても楽に感じた。
樹林帯に入り、沢水で冷やす。満足感からようやく安堵だ。
BBQサイト村でバス時刻を見る。
1時間以上ない。まだ歩ける。
舗装された車道を鉄道駅まで下りていく。
車専用道路を越えていくのが難しい。
親切な老夫婦が駅の方角を教えてくださり、無事到着。
帰りは、5つの路線をオクトパスカードで乗り換えた。

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総括

馬鞍山は本当に登り応えのある山である。
天気加減で当日急に決めたことと、コースミスは反省点。
気になるのは香港の天気。
スモッグが酷すぎる。大陸からともいうが数年でこの変化は大きい。

東京から団体ツァー、ガイド付きで来るとも。商売はアイディアか。

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NL2

投稿: 相互リンクのお願いです | 2009年12月31日 (木) 22時20分

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