ウェリントンの印象
ニュージーランド: ウェリントンの印象
ウェリントンはニュージーランドの首都である。
地図で見るNZは、北島と南島に分かれている。
その中央に位置するこの町が首都であるのは決しておかしいことではない。
町の規模というか、人口で見ても、まあまあの町である。
でも、なぜか不思議に感じるのである。
国の人口のおよそ三分の一が北島のオークランドの集中している。
いくら小国とはいえこれは異常である。
隣国の韓国だってソウルに集中しすぎと言われるがこれほどではない。
そのオークランドが首都でもいいわけだし、普通はそうだろう。
飛行機の国際線はオークランドに集中し、また南島のクライストチャーチにもある。
軍事ゲームではないが、戦略的なのか。
なぜ外国人は、NZに入国してもすぐに、首都へ入れないのか。
そこが戦略、観光客(外敵)を首都から離している。
でもって、国の中心として機能し、決して一極集中ではない。
ここにはもちろん、立派な空港と港がある。
そして、最近はウェリウッドとも言われるほど、世界の映画の中心なのである。
エンバシー映画館。
『ロード オブ ザ リング』のプレミア上映館になった。
なんとも渋いレトロなシアターだ。
町の真ん中にはケーブルカーがある。
海と小高い丘に囲まれた風向明媚な町。
ケーブルカーで上がった所は展望台で、また植物園になっている。
そこから自然に歩いて回れるようになっている。
一般住宅だってなんとも贅沢な所にある。
お互いが借景で支え合っている。
植物園には、子供連れが遊ぶところもある。
温室があったので入ると、まあこんなものですか。
そのまま路上に描かれた花に沿っていくと、植物園は終わり、
主要な建造物に行き着く。
これは、一応有名な物件。日本に関係が深いトレビアな建物。
東大寺の大仏殿は、木造建築としては世界最大だそうな。
そして、これが第2位。
木造らしくないところがミソ。
現代的と言えば、この博物館。
ニュージーランドの全てを網羅している。もちろん、入場は無料。
近くの倉庫ではこんなこともやっていた。
これも日本に親しいスポーツである。
フリークライミングに、カヌー。
通りを歩いていくとこんな酒を置いている店があった。
これって、昔、横山大観が浴びるように呑んでいた銘柄では。
NZにものんだくれをつくるのだろうか。
郵便ポストの、この仕分けもなるほどだな。
この町は、地形他が香港に似ているけど、隅々まで綺麗。
ごみごみ汚いのが香港ではないけど。
唯一の難点は、車で入ると難儀したこと。
NZでは珍しい、車が多くて方々で大渋滞の町。
歩いて廻れば、楽に回れるこじんまりとした町だから、車ではだめ。
そんなこんなのとてもよい印象をいだいた町。
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コメント
ウェリントン
投稿: ウェリントン | 2019年6月18日 (火) 21時42分