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2010年8月31日 (火)

山歩き:前掛山(浅間山)

  山歩き:前掛山(浅間山)

浅間山の近くへ来た。
以前、黒斑山へ登った時、ガスで全景は見られなかった(レベル2だった)。
こんな悲しいことはない。
天気さえ良ければ、より近くの前掛山まで登っていいのだ(レベル1だから)。
日本を代表する火山を目の当たりにしたい。

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【山行日】2010年8月30日(月)
【山 域】上信越:前掛山(浅間山)
【天 候】晴のち曇り
【形 態】往復 単族 軽装
【コース】 天狗温泉浅間山荘駐車場
 登山口7:51--8:32二の鳥居--9:18火山館--9:31湯の平口--10:28シェルター--
  --10:49前掛山11:22--12:38火山館13:51--15:20登山口 

8月に入り、山へは行かずメタボになる。
そんな体調でどうかだが、機会を逃してはいけない。
浅間山そのものを眼前にするには、黒斑山がいい。

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それから火口原を歩く、というコースが考えられる。
車坂峠からトーミの頭に上がり、下るのだ。
でもそれは、帰りの登り返しがきついと予想され、弱気に却下。

チェリーパークラインの途中から天狗温泉浅間山荘へ向かう。
ロッジその他、広い駐車場のある地に入る。
平日とはいえ、登山者がゲートを過ぎていく。
火山の研修を受ける団体さんが集まっていた。

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樹林帯の涼しい道を上がっていく。

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一の鳥居を過ぎると道は二つに分かれる。

往路は左の山道を取り、復路は不動滝の谷道にした。

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道は二の鳥居で合流し、また、しばらくは二手に分かれる。

緑に包まれた歩きやすい道だ。

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かもしか平に出るとあざみ他、花が目立つ。

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それ以上に、左手の浅間山第一外輪山の険しさが美しい。

岩峰は鋭く天を突き、崖の緑が映える。

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トーミの頭や黒斑山はそんなに険しい山だったのだろうか。

ふと前を見ると、見えた。

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まだ、あんなに遠いのか。

振り返ると、美ヶ原ほか。

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急に、硫黄のきつい臭いがする。

すぐ下の沢の岩が鉄の茶色に染まっている。

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なるほど、注意を喚起する表示がある。

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足早に過ぎる。

すぐに、再び鳥居が現れ、「火山館」に着く。

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オアシス的な所だが、当然、ずっと重要な位置づけの場所である。

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クジャクチョウ、日本の亜種名ではgeisha(芸者)だそうです。by佐橋氏

ここら辺から湯の平口、賽の河原へと緩やかな楽しい歩きになる。

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左の外輪山に、ずっと目は釘付けだったが、広角に広がる。

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トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳から先へはどうか。

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右手に、前掛山(浅間山第2外輪山)の雄大な姿が広がる。

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これが見たかった。

登山道はここから徐々に右まわり螺旋状に上がっていく。
ここが歩きづらく急な道でもある。
ここら辺から、どんどん黒茶っぽいガスがわき上がってきた。
せっかくの天気だったのにがっかりである。

朝早く登った連中が下りてくる。

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天気の急変に驚いている。

いい加減に飽きてきた頃、前に立ち入り禁止標識が立ちはだかった。

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直進すれば、浅間山釜山に行けるらしい。

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道は右手に曲がる。

ガスの中、時折、先へ延びる尾根筋が見える。

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その前には、シェルターらしき建造物。

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噴火の時の緊急避難先に入ってみる。

閉塞感はどんなだろう。

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ガスが切れたので尾根の先、棒の立っている前掛山を目指す。

この天空を目指して階段を上がっていくような稜線歩きはいい。

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右手の第一外輪山、即ち黒斑山たちがなんとなだらかな山なのか。

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左手の浅間山本峰の釜山の稜線は、第二外輪山の前掛山と相似と感じる。

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ずっと見たかった本峰の釜(噴火口)はどうなのか。

ガスが切れ、うっすらと見えるそれを必死に見つめる。

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前掛山頂上で、食事をしながらそれを待つ。

しばらくそうしていたら、何人もの人が稜線を近づいてくる。

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お釜ははっきりとは見えなかったが、戻ることにする。

浅間山の姿態は雄大そのもの。

外輪山がそれぞれ優雅に迫力があること。

帰り、長居した「火山館」で釜山の鉢の写真を見る。

まん丸にぽこっと、で、満足。

彼らはそんなことも学習したのだろうか。

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昆虫もなれなれしくていい。

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これはシータテハ。アルファベットのC文字文様がある。by佐橋氏

のち、不動滝経由で爽やかな谷道を下った。

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タイムこそ遅くて不満だが、火山はやっぱりいい。

再訪を誓った。

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コメント

快晴の青空のもと登られたのですね。 空の青と草木の緑がマッチして綺麗です。 浅間山は何時かは行ってみたい山ですよ。(警戒レベル0になったら登りたいですね)

投稿: おど | 2010年9月 1日 (水) 18時40分

日本を代表する火山ということで、レベル0にすることはなさそうです。前掛山では多少不満もありますが、黒斑山に比べれば大前進です。おどさんなら、今回の一般ルートに第1外輪山(黒斑山から鋸岳)を周回するのを加えればいいのではないでしょうか。圧倒的な展望と歩きの両方が得られます。

投稿: たそがれ高洋 | 2010年9月 1日 (水) 22時03分

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