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2011年1月 2日 (日)

山歩き:三が根山 その2

山歩き:三が根山 その2

正月二日は麗人街カヌー倶楽部の定例山行だ。
近場で新しい所を開拓する気力もなく昨年と同じ。
何の改革も行わず、前例に従う所も世情に同じ、ああ。

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【山行日】2011年1月2日(日)    
【山 域】幸田町、蒲郡市:三が根山(306㍍)
【天 候】晴
【形 態】ハイキョング(廃墟ハイキング)、H君・N君
【コース】深溝起点、一ノ瀬道、形原道
   11時頃から15時頃まで

昨年は深溝の市境登山口から尾根を通して登った。
それではあまりになんだから少しひねりを加えてみた。
地形図持参、ガイドブック記述者のH君が先頭なのは昨年と同じ。

彼の先導で進むと途端に右手の民家の窓が開いた。
「何か、用ですか」
いつの間にか、他人の庭に入り込んでいた。
「どうもすみません、ところで○○はどこですか」
「そこはずっと向こうで、20分ぐらいかかりますよ」
あらあらら。

それらしく道も狭くなり急勾配になったので入っていく。
あらら、墓地であった。

なんやかやで舗装された一般道に出るとすぐに立派な表示があった。

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これが目指す一ノ瀬登山口だった。
ここからはあまりに親切な表示にのって進んでいく。

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ほう、ここでいやになって左を選ぶとどうなるのか。
そこまできちんと面倒をみてもらいたいものだ。

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杉の植林帯に入ると一気に暗く寒々しくなる。
それにしても表示板はどこまでもつきまとう。

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歩きやすいいい道なのだが、時折倒木が行く手を阻む。
一丁前にプチ沢を渡り、プチヤブこぎもする。

前が急に明るくなった、車道に飛び出した。
三ヶ根山スカイライン。

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なになに、人はここを歩いてはいけないのか。

目の前は見慣れた「三が根観音」参道だからよしと。
ぐるりと歩く。

海側に来ると一気に展望が広がる。

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この展望から「比島観音」に移行する。

名物(?)の各種(?)碑が所狭し整然と並ぶ。
その碑にはきちんとしたいわれや主張があるので読んでいく。

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H君の計画ではここから下山して西幡豆へ。
そののち、別の登山口から再び登山だという。
どうも海にこだわりがあるようだ。
若者の夢やロマンは早く砕いた方がいいので計画変更する。

すると行き先には夢を名乗るNPO看板があるではないか。
でも代表者の名前が大きく書かれているそれは倒壊していた。

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駐車(放置)していたベンツのフロントガラスは無惨にも。

反対側の北側にも展望が開けた。

昼頃でもなお南アルプスや奥美濃の雪山がしっかりと見える。

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ふと足元をみると白い。
ゴミのティッシュもあったが、雪もかすかに積もっていた。

昨年も訪れたロープウェイ廃墟に来る。
この後は、終着駅(駅舎)から始発駅へ下ってみることにしたのだ。
これでこそ正統なハイキョング。
かつてロープウェイを降りて少し上がると着く先の展望台。

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ここがこの山の三角点の一つだった。
木々が生い茂りまるで展望はない。
かつての駅舎まではすぐだが、ヤブが一段とひどくなっていた。
絡みつく蔓系のや野バラ系の多いのがうっとおしい。

N君が40年ぐらい前に親に連れられてきた場所。

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ここから見下ろせば誰だって感動しただろうな。

かつてのロープウェイと平行するような道はないか。
なんと、あった。
これまたヤブがひどそうだが、形原道としてあった。
南方向のようだが、真東方向の尾根道のようだ。
落ち葉が積もって急で、倒木も多い。

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ここもまた標識はあるが、忘れられた道のようだ。

はたして上がり口駅舎はみつかるのか。
ロープウェイの跡とか、残骸はあるのか。

道は尾根を外れ右側に下りる所で左手に注目。
茶色の目立たない屋根の家屋敷がある。
枯れ木が置かれ通せんぼされている。

そこに置かれていた鉄の塊はどうみてもあれだ。

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近くには太いワイヤーロープが埋まっている。

降りていくと、どうも様子がおかしい。

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かつて立派な料亭とも離れともいえる建造物なのだ。

こんな所に似合うような、でも。

少し先で人の気配がしたので引き返すことにする。

いったん沢におり、セメントの壁を乗り越える。

あれは何だ。

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しぼんだ風船には小さな紙が結んであった。
「手紙をください」
へえ、こんなことをまだやっている所があるんだ。
読むと、この地の保育園だった。

そんな道は広がり、出口は近そうだった。
引き続き立派な廃墟(使われていない建造物)が続く。

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ぽんと飛び出した先は立派な道。

形原道の登山口がここだとすると、こりゃ分からないわ。

さて、ロープウェイの乗り口駅舎跡はどこだ。

そこは別の目的、レストランになっていた。

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近くには喫茶店のようなものもある。

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ここにも宗教施設とか、観音様とかでにぎやかではある。

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ばりばりにレストランしているのでは邪魔はできない。

そんな近くには、乗り場跡も営業所跡もかすかにあった。

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これだけ確認できれば御の字として終了とした。

この後は、山を登り返すのが我々らしいが、そこはそれ。
でもって、山裾を迂回して戻っていく。
すると、こんなおまけもついてきた。

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これも目的の一つだったので棚からぼた餅だった。

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コメント

○○にて、このブログに出会いました。こんなにたくさんの画像を紹介されていること、さすがです。楽しく読ませてもらいました。そして、早速お気に入りに追加。毎日、のぞくことにしましょう。ずっと、山歩きをやっているのですね。
あの小さな風船の手紙に返事を出したくなりました。三河地震の跡も驚きです。

投稿: べーちゃん | 2011年1月 3日 (月) 10時01分

同じく○○にてここにたどり着きました。
同じように お気に入りに入れました。
この写真の多さと 読んでいると自分も一緒に上ったかのような 詳しいレポートに
ふんふん・・・と引き寄せられました。
文体が 大学当時の面影があり 懐かしくもありました。
ときどき訪問しますね~~~

投稿: kuniちゃん | 2011年1月 4日 (火) 00時19分

ベーちゃんさん、kuniちゃんさん、訪問ありがとうございます。返事がすっかり遅くなって申し訳有ります。
あのしぼんだ風船ですが、ジンギスカン料理の山麓園さんの左、文字いっぱいの茶店を十数㍍形原温泉側に下っていくと右手(山側)に車道があります。百㍍ほど行けば、まだあると思います。園児のみんなにあたたかいお便りをば。それと、ロープウェイ出発点の土台は近々取り壊されそうです。
大学時代の面影も進歩もありませんが、お互い正体不明ということでここはご勘弁を。

投稿: たそがれ高洋 | 2011年1月 4日 (火) 20時04分

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