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2014年7月26日 (土)

日記:映画の覚え書き、とか

映画の覚え書き、とか

すっかり気力がなくなった、というのはいつもの言い草、言い訳。
社会性に欠ける自分の生活や性格についても同様。
どんな目標を持ち、今日や明日をどう生きていくのか、だなんて。
映画館に足を運ぶことや、行く山を決めることのなんと億劫なこと。
それでもたまたま観た映画に世界やお国柄を感じてしまう、上から目線。

日本映画『あいときぼうのまち』『渇き。』
中国映画『罪の手ざわり』
韓国映画『怪しい彼女』
英・独合作映画『グランド・ブタペスト・ホテル』


日本映画『あいときぼうのまち』
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 監督 菅乃廣  脚本 井上淳一
 出演 夏樹陽子 勝野洋 千葉美紅 黒田耕平 大池容子
『原子力 明るい未来のエネルギー 
東電に翻弄された四世代の家族を通して、七十年に渡る日本の歩みを描いた愛と希望の物語。』

原発そしてフィクションなのに東電の名前を出したことで、上映すら危ぶまれているらしい。
自分もほとんど期待もしないまま、とりあえず抑えておこうと。
1945年、1966年、2011年に生きる四世代の家族の姿を時系列無視して描く。
だから家系図というか、誰がだれとどうつながり、どうなったのかなど悩む。
そんなまどろっこしいことをしないで直截的に国策の原発はだめ、と。
というか原発は関係なく、人の行動は思想ではなく、しがらみだけで動くということ。
夏樹陽子の凛とした風情が、もと革命闘士らしくて決まっていた。
その青春時代を演じた大池容子、まるで当時のままの姿態が懐かしかった。
お勧め度は ★★★ 名古屋シネマスコーレにて


日本映画『渇き。』
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 監督 中島哲也  原作 深町秋生  脚本 中島哲也・門間宣裕・唯野未歩子
 出演 役所広司 小松菜奈 妻夫木聡 二階堂ふみ 橋本愛 中谷美紀 黒沢あすか

なにかと評判になってる作品。
どいつもこいつもやってることがどうしようもなくて、心底絶望感。
小便くさい若い娘にでれでれするおやじこそ、抹殺したいが
そんな娘たちをちやほやする世情もどうか、と。
それにしてもみんな、どこまで落ちていくのだろうか。
お勧め度は ★★★ 東宝シネマ東浦にて


中国映画『罪の手ざわり』
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 監督 ジャ・ジャンクー  撮影 ユー・リクウァイ  音楽 リン・チャン
 出演 チャオ・タオ チャン・ウー ワン・バオチャン ルオ・ランシャン ワン・ホンウェイ  
『村の共同所有だった炭鉱の利益が実業家に独占されたことに怒った山西省の男。
妻と子には出稼ぎだと偽って強盗を繰り返す重慶の男。
しつこく迫る客に我慢できず切りつける湖北省の女。
ナイトクラブのダンサーとの恋に苦悩する広東省の男――。
彼らが起こす驚きの結末とは?
市井の人びとである彼らはなぜ罪に触れてしまったのか?
最近の中国で実際に起こった4つの死、4つの事件についての映画』

びしっと分かりやすくまとめられている。
問題や課題は重いが、なぜかすっきりする。
こんな作品を大陸の監督は料理するのが上手い。
お勧め度は ★★★★ 名古屋シネマテークにて


韓国映画『怪しい彼女』
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 監督 ファン・ドンヒョク
 出演 シム・ウンギョン ナ・ムニ ジニョン イ・ジヌク キム・スヒョン
『口を開けば罵詈雑言。凶暴で頑固でおせっかい。
キュートな彼女は、70歳のおばあちゃん!?
そんな怪しい彼女に世界中が首ったけ。
人生は何度やっても素晴らしい。』

おばあちゃんパワーには圧倒され、それ以上に辟易する。
自分勝手だし、他人の話は全然聞こうとしない。
それでも、惹きつけられ、観終わってじんとくるのはどうしてか。
人と人の本音丸出しのぶつかりあいには嘘がない。
憑依女優のシム・ウンギョン、歌っても上手いが、少し太りすぎ。
こういう作品での韓国は勢いがある。
お勧め度は ★★★★ センチュリー劇場


英・独合作映画『グランド・ブタペスト・ホテル』
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 監督・脚本 ウェス・アンダーソン
 出演 レイフ・ファインズ トニー・レヴォロリ マチュー・アマルリック ウィレム・デフォー
『ようこそゲランド・ブタペスト・ホテルへ。
伝説のコンシェルジェがふるまう究極のおもてなしとミステリーをご堪能ください』

やられっぱなしのこの世界や、言う事なし。
お勧め度は ★★★★★ 刈谷日劇にて

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