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2016年11月 7日 (月)

山歩き:紅葉の宮妻峡ラウンド(入道・水沢・鎌・雲母峰)

山歩き:紅葉の宮妻峡ラウンド(入道・水沢・鎌・雲母峰)

冴えないらしい今年の黄紅葉、鈴鹿では標高900m辺が見頃だという。
気象が多少おかしくても自然はどこかで帳尻あわせをするらしい。
ならばどこかで必ずヒットする宮妻峡を囲む山と尾根を歩くのがふさわしい。
P1070717

【山行日】2016年11月6日(日)    
【山 域】鈴鹿:宮妻峡、入道・水沢・鎌・雲母峰
【天 候】曇りのち晴れ、冷たい強風
【形 態】周回 単族 軽装
【コース】宮妻峡駐車場、起点
P7:47--宮妻新道--9:00入道が岳--9:09奥宮9:15--磐座尾根--
--10:27水沢峠--鎌尾根--11:49岳峠--11:59鎌が岳12:16--岳峠--
--雲母尾根--13:44吉良良山--14:06東西平(791峰)--14:47P

さすがに皆さんよくご存知で、宮妻峡駐車場の朝は早い。
向かう先は水沢峠やかずら谷がほとんどかと思いきや、入道方面も多い。
入道が岳へは最初の渡渉が難点。
飛び石にロープもかけてあり、ぽんぽんぽんと一気に行ける人はすごい。
行きかけて一旦躊躇すると、次は悩む事になる。
格好を気にしなければ、真ん中の石にしがみついて次の足場を探ればいい。

宮妻新道の登りはわかっていても辛い。
あんな急なところに無理やり(ていねいに)造られたので足場のもろいこと。
なんとかそこを過ぎれば樹林帯の急な上り。
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じっとがまんすれば、右に視界が開ける。
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風が強いし寒い、ガスというか山は雲に覆われている。

この上りになれば気分もいい。
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北ノ頭から入道が岳方面を見る。
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そのまま奥宮方面へと誘われるが、庭園は周回してこそ味がある。
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入道山頂に来る。
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テントから人声がするだけ、だれもいない、あらまあ。

奥宮へ回り、少し休憩する。

磐座尾根に突入する。
P1070664

何度も来ていてお気に入りの尾根だが、ヤセ尾根続きで緊張する。

足の踏ん張りが利かなかったり、バランスを崩したり、体力劣化がひどい。
肝心の紅葉、うんむ、まあまあ、というか太陽の光が足りない。
紅葉しようとしつつ枯れてしまった、とか。

重ね岩を過ぎ仏岩に、その前に仏岩と御本尊様とのツーショット。
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えっちらおっちらふらふらしつつなんとか進む。

県境稜線に近づくにつれ、紅葉の色合いが増している。
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水沢岳南面はなかなかのもの。
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それを見つつ、峠に向けてがんがん下っていく。
下れば上がる、水沢岳への急でしんどい道。
こんなアップダウンの繰り返しが今日の歩きの特徴。
P1070680

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水沢岳を過ぎると正面に鎌が岳があらわれ印象が変わる。
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遠めに黄紅葉を味わい、キノコ岩付近のざれた急下降をやりすごす。

しばらくはルンルンの稜線漫歩で鎌尾根(県境稜線)の楽しい一面。
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衝立岩が見え隠れするとなにかと気分も昂揚する。

枯山水または盆栽の紅葉といってもいいような衝立岩、そのむこうに鎌が岳。
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急下降のち岩場の上りで、反対側から先の急崖を見る。
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冷たい風こそ吹いているが、青空になってきて光が豊富。

花崗岩のざれ場の歩きに足は重いが、鎌がどんどん近づいてくるのは救われる。
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今日も鎌の山頂はたくさんの人がいるようで、人工の色がつらつら。
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岳峠に近づき、鎌が岳への最後ののぼりとなる。

岩石がごろごろのざれた道はさらに広がりを増したようだ。
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山頂に近づくと仲間内で休憩の場所を求める声が聞こえる。

上がっていく道も人がいなければとうせんぼされそうで、にらまれてしまった。
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鎌尾根を見下ろせて冷たい風のあたらない場所をさがすがふさがっている。

しばらくうろうろして、空くのを待ってようやく腰を下ろす。
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こりゃあとても靴を脱いでくつろぐ雰囲気ではない。

岳峠からの下りで振り返ると、笹原が低くなっていて、鎌の別の姿を見る。
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太陽光線を受けて、懸崖盆栽の黄紅葉の正しい姿というやつ。

この共用尾根(雲母尾根・馬の背尾根・かずら谷右岸尾根などの元締め)ってすごい。

かずら谷道への分岐で少し立ち止まって考える。
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黄紅葉の宮妻峡を巡る歩きが主目的の今日、もう十分ではないか、と。
体力や持久力の衰えもひしひしと感じるし、この後の歩きも長いから大変だと。

でも変な性というのか、足は違う方へ向かっていた。

白ハゲといわれる崩壊地も紅葉の名所だが、まだ早かったようだ。
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そこから見る鎌の東斜面の山腹も外せないところだが、早かった。
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少しがっかりしつつ、雲母尾根に入る。

はじめこそ不安定な下りが続くが、白砂茶松が近づくと落ち着いてくる。
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踏み跡はしっかりあるが、人の気配がまるで感じられないのがこの尾根の特徴。

稲森谷分岐をすぎて2人組の女性に会ってちょっとびっくりする。
その後もこの尾根を往復で使って鎌へ行ったという人が3人いたから認識を改めないと。

ゆったりどっしり開けた雲母尾根の歩きは起伏もなだらかで気持ちがいい。
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ただ今日は寒風が吹き抜けるのと、黄紅葉にはイマイチということで少し残念。

折れた枝がそこここに散乱してるし、枯れ木や倒木もある。
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長いゆるやかな巻き道の途中にある、ヌタバックス泥琲。
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たらたらと上がっていくと雲母峰ではなく吉良良山の標識の山頂へ。
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ここでも風が通ってすうすうしているので休めない。

結局すぐに引き返し、東西平(791峰)から宮妻峡駐車場を目指して下る。

植林と二次林の境界にそって造られたほぼ一直線の点線印(?)の道。
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急なくだりが多いので疲れた足には踏ん張りがきつくて大変。

最後の詰めも目印はあるがときどき見失いそうで不安になる。
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駐車場に戻ると前後して、朝出発のときに一緒だった人々も帰ってくる。
歩いたコースも別々だし、山の上ではとんと会わなかったのに、不思議な事だ。

今日の反省

確かに春の花シーズン、秋の黄紅葉には絶好の宮妻峡を囲む山々と尾根。
距離はそんなに長くはないが、累積標高差というか上下動が激しい。
体力とバランスの怪しい自分には、こんな酔狂な歩きもそろそろ潮時だな。

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コメント

ちょうどこの日、私は10年ぶりに宮指路岳に登りましたが久しぶりに綺麗な紅葉を見ることが出来ました。
実は出発時間が遅くて手軽なコースを選びましたがそれが功を奏しました。

投稿: 宮指路 | 2016年12月23日 (金) 10時52分

なんといっても宮指路さんはその山の広告塔だからもっと登らないと。
今年の紅葉はイマイチと言われていましたが、良かったですね。
運がいいのも、ねらいがいいからでしょう。

投稿: 本人 | 2016年12月27日 (火) 21時23分

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