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2016年11月14日 (月)

山歩き:錦秋の奥ノ畑から雨乞岳

山歩き:錦秋の奥ノ畑から雨乞岳

ここにきて鈴鹿のあちらこちらからなかなかよい終盤の黄紅葉便りが聞こえてくる。
となると外せないのが近江鈴鹿の千種街道、そこに奥ノ畑からの雨乞岳を加える。
稜線は風もない青空、斜光が奥ノ畑と千種街道の黄紅葉に降り注いだ。
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【山行日】2016年11月13日(日)    
【山 域】近江鈴鹿:甲津畑、藤切谷、奥ノ畑、雨乞岳、千種街道
【天 候】曇りのち晴れ
【形 態】一部往復の周回 単族 軽装
【コース】鳴野橋付近の駐車地、起点
P8:17--9:17蓮如跡--奥ノ畑--11:02清水頭--11:27南雨乞11:48--
--11:56雨乞岳--12:23杉峠--千種街道--13:20蓮如跡--14:15P

昨日は高校の同窓会で出身地に出向く。
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不参加の知人も多く、情報不明や鬼籍に入っていた方もいて複雑な気分。
46年前の姿と現在を結ぶために記憶を総動員、大変だが楽しい作業。
見て話せば昔日の素振りや考え方などその面影はどこかに必ず伺えた。
出席することにはかなり躊躇していたが、時に思い切りも大切かと。

さて久しぶりの近江鈴鹿、石榑トンネルを抜けていくそこは本当に遠い。

鳴野橋付近の駐車地はかなり埋まっていた。

準備して歩き出す。
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対岸の山腹が朝日に照らされ錦秋に期待を抱かせる。
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趣のある千種街道の歩きもはじめは林道で、それが長いのが少し残念。

黄紅葉は藤切谷にもしっかりと下りてきていて逆光に映えていい。

地元の軽トラックが追い越して行っては停車、ふたたび発車を繰り返している。
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最初の小屋のところでUターンして帰っていき、登山者の静かな世界になる。

千種街道のゆるやかに蛇行する道には落葉がしっかりと秋を主張していた。

蓮如上人一夜宿跡手前の塩津橋を渡り、奥ノ谷出合で右折する。
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最初こそ少し高度感のある細くてへつる道を通り過ぎると、黄茶色の森が迎えてくれる。
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道は奥ノ畑谷の沿ってあるようなないような、何度も渡渉をくりかえす。

南から南東そして東へと進むので、逆光の朝日が導いてくれる感じだ。

光に透いた葉や、きらきらと照り返す赤黄の葉に何度もはっとさせられる。
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カメラを向けて撮りまくるのだが、再生画像はさえないものばかり。

いつものカメラを数ヶ月前に落として壊したので、ずっと前の安物を使っている。
それが原因かと一昨日、通販で新しいのをようやく購入してそれも大事に持参。
その新しいのでも試してみたのだが、単純に自分の技術と知識不足だった。

明るくなってくると奥ノ畑の下の畑。
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シダ類が少し増えてきて、手入れの行き届かない畑になってる。

道はあるようでなく、たまに赤テープ目印や濃い踏み後が見られる。

下の畑をすぎるとふたたび茶黄の森に入り、緩やかに上がっていく。
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谷の音はずっと大きくて、主流からできるだけ離れないように進む。

上の畑に来る。
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そしてふたたび黄葉の森に入る。

そろそろあの主に会える頃だけど、見落としたのかな。
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心配は無用だった、右手の下方にはっきり、太い枝を広げた巨木があった。
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奥ノ畑の主、シオジの大木。

シオジといえばまっすぐに伸びた高木でこれは異なるが、樹皮はそのもののようだ。

巨木(大木)はいくらデジカメってもその大きさが伝わらないのが残念、ということで。
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しばしシオジの大木と戯れたあとは慎重に方向を選ぶ。
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先回は、清水ノ頭を目指すためにすぐに右手の急な斜面に取り付いた。

今回は谷にそってもう少し上流を目指し、できれば奥ノ畑峠へと。
でもそこはそれ、雨乞岳西尾根の崩壊地を見て、右手に稜線が見えた所で取り付く。
ゆるやかにケモノ道もあるようで(錯覚)、がしがしと上がっていく。
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稜線と見たのは手前の谷の左岸尾根だったが、なんとか詰めると峠には近かった。

清水ノ頭へは少し上がるだけで到着。
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展望のよいところで、この開放感がいつ来ても印象的だ。

奥ノ畑は眼下に見える。
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そこを後にして、雨乞岳方面に進む。

この歩きが自分にもだれにとっても気分がよいところで、だれもが撮る景色。
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笹が低いうちはいいけど、少しずつ背を上げると南雨乞岳へと近づいていく。

南雨乞岳へ到着、ここで昼食休憩。
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この狭い山頂(?)こそ展望良し、孤立感良し、日向ぼっこ良しの休憩適地。
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日差しがきつくて帽子が必要だが、風もない日だまりには虫が集う。
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東雨乞岳から雨乞岳へ続く美しい稜線や、御在所岳・鎌が岳が見える。
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それにしても東雨乞岳には今日もたくさんの人が集っている。

さてと、笹の海を泳いで雨乞岳に向かう。

奥ノ畑では朝露で足元がけっこう濡れたが、ここの笹の海が大丈夫かな。
どうも濡れることはなさそうで、慎重に道筋を見つけていく。

ただ、にぎやかな人の声が聞こえる頂上直下こそ外して、がさごそもがいてしまった。
ばさっと山頂に飛び出したが、大人ばかりの団体さんで全く無視されてよしや。
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もがいている間に靴紐がほどけてしまっていた。

山頂となりの、先回はカエルの卵があふれていた池をちらっと見ていく。

へえ、ここから東雨乞岳がぽっかりと見えるではないか。
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ここから杉峠への下りは予想通り少し困った。

湿った粘土地面が滑りやすくて、急な斜面では足場を選んだ。
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杉峠からは今日のメイン、ふたたび千種街道に入る。
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すぐに鈴鹿では有数の大木の並木道、その美しい道型。

落ち葉が積もり、黄紅葉が南西からの光を浴びて映える。

一反ホーソは元気かな。
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また少し弱ったような。

大シデ並木ではなんども足が止まる。

気に入った錦秋を切り取ろうとするのが無駄な抵抗かもしれない。
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でも下手な鉄砲でも数を撃てばなんとかなるかもしれない。

向山鉱山跡付近でたそがれる。
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これで満足しないとバチがあたるぞ。

今の人も、織田信長など昔の人も、危険だったかもしれないけど必要な道。

塩津橋で周回は閉じ、朝とは逆の光を浴びる。
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単調な林道歩きもなんのその。
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イブネでテント泊した帰りの人の重い足取りがこの道にふさわしかった。
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聞くとイブネでは昨夜は15張りぐらいとのこと、テント聖地かいな。

今日の反省

山の黄紅葉は中腹まで下りてきて、千種街道・奥ノ畑はその真っ最中。
いい時期に、山域の選択も読みも当たり、充分に満足の歩きができて気分はいい。
秋の山歩き、出遅れ感が強かったけど、ここにきて文句はない。
スポーツクラブやゴルフ会に汗を流す同窓生を思い、異なる老年やそれもよし。
帰途、永源寺関連の観光客・車に我慢がまんの運転を強いられたのは仕方ないか。

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コメント

良い時期に行かれましたね。

13日に綿向山~イハイガ岳に登りましたが、雨乞岳やタイジョウ尾根の紅葉が素晴らしかったです。

投稿: 宮指路 | 2016年12月23日 (金) 10時46分

なるほど、そうでしたか。
自分はどこよりも千種街道、藤切谷道というのが一番だと思っとります。
絶対、はずれがないとも。

投稿: 本人 | 2016年12月27日 (火) 21時26分

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