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2017年2月

2017年2月26日 (日)

山歩き:石山神社から五井・宮路山トレ

山歩き:石山神社から五井・宮路山トレ

今回もまた家から近い山、距離も時間も手頃だからと安易な選択。
ここも人気の山で人が多く、団体さんも入って盛況、しかも展望絶佳。
寒風に 春は遠いぞ 御意(五井)の山
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【山行日】2017年2月25日(土)    
【山 域】三河(蒲郡):五井山、宮路山
【天 候】晴れ時々曇り
【形 態】往復 単族 軽装  
【コース】石山神社周辺の駐車地 起点
P10:11--10:37天満宮--11:08五井山11:27--12:15宮路山12:26--
--13:15五井山13:37--13:59天満宮--14:22P

家から猿投山と五井山はほぼ同じ距離、なのに所要時間は半分になる。
便利な23号線バイパスのお陰で、それは蒲郡で一旦切れて下道に入る。
蒲郡と豊川をつなぐ工事は急ピッチで完成が待たれるが不安もある。
今でも利用車が多くて、信号や車線減少ですぐに渋滞が発生する。

そんな工事の影響をもろに受け始めたのが石山神社周辺の地域。
空き地と喜んで利用していた駐車地が工事現場になっていた。
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石山神社~五井山の登山道表示に変更はないが今後はどうか。
急勾配の平穏な住宅地だって日照や騒音などの変化に仰天するかも。

歩き始めの車道ってどうしてこうもきつくて辛いのだろう。
登山口に入ると上手にジグザグが切られて納得のいく道になる。
鉄塔基部で西に視界が開けるほかはずっと植林の中を進む。
途中、二度林道に出るが、どちらも左へ進んで右上に入る。
ここら辺から五井山へと突き上げる西尾根に乗ることになる。
地元の人がよく利用しているらしいので、しっかりとした踏み後がある。
途中、旧三河湾スカイラインの手前で三河大天満宮に寄る。
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貴重な水場もあるのだが、水は出ていなかった。

スカイラインはガードレールの外側を通り、トンネルをくぐって抜ける。
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ふたたび西尾根道に取り付くところが、今日一番の急坂になり要注意。

尾根芯の道は歩きやすいが単調でもある。
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御嶽展望地で北と南に視界が開ける。
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ずっと頂らしい高みをめざして登り続けるとようやくなだらかになってくる。

飛び出した先は立派な車道で、南に空飛人飛降台がある。
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眼下に三河湾の展望が広がるが、目立つのは御堂山。

車道をそのまま東に進んでいくとフェンスの向こうが五井山頂になる。

とにかく展望絶佳、三河湾や蒲郡の町の雄大な景色が広がる。
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今日も多くのハイカーが各々あつらえられたベンチなどで寛いでいる。

ここから宮路山まではなだらかな稜線歩きのよく整備された道になる。

遊歩道はとても歩きやすいが、その時の気分によって感じ方が変る。

先を急いだり、慣れてきて単調さに辟易するととたんに重苦しくなる。
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トレーニングと割り切り、楽しいアップダウンと思えば軽やかになる。
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すれ違う人とは復路でふたたび再会するので記憶に留めておくと面白い。
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クラブツーリズムの団体さんは三組に分かれ、一見華やかな感じだった。
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ハイキング登山教室の一授業で毎月どこかしこへと出向いている、と。
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ガイドさんにとっては集団を把握しやすくて安全な道のここは絶好だろうな。
山歩きに心構えや技術が必要ならば集団行動こそ一等難しいことかもしれない。
時刻や時間を合わせ、足並みをそろえ、気もそんなに勝手が許されない。
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いつも単族で行動する自分にはそれだけで息苦しくてストレスになる。
団体て楽そうだけど団体行動をきちんとこなすだけでとても大変なことだと思う。
自分のペースで行動できないことほど辛くて苦しい事はない。

上がりが続くようになると宮路山は近い。

その前に、北の展望台。
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岡崎の京が峰、鳥川の京ケ峯ほか連峰、額堂山、アイアン名電沿線の町並み。

すぐに宮路山。
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こちらは豊橋方面に視界が開け、温かい感じ。
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寛いでいる人も、のんびりしている。

さてと、引き返す。

宮路山から五井山へは多少上がりが多い。
でもまあ、記憶を呼び起こしつつせっせと歩く。
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なるほど、すれ違う人に見覚えがあれば、やったね気分。

クラブツーリズムの団体さんも、表情は固いような満足のような。

ふたたび、静けさのもどった五井山。
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靴を脱いでようやく寛ぐことにする。

それにしても皆さん、装備というかモノをしっかり持ってきている。
驚いたのは卓上ポットをそのまま担いできていたおばさん。
気合の入り様が違う、というか、単なる価値観の違いか。

ということで、下山に入る。
石山神社コースはいつ来てもほとんどひとり。
静かな山歩きになるが、道が急なので慎重に気を使う。
下りは早い、とにかくずるっと滑らないように。

なんとか、というか少し寒い日だまりハイク。
少しずつ距離も時間も延ばしたいが、山の引出しの底がもう見えた。
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2017年2月20日 (月)

山歩き:西尾茶臼山、里山にカエル

山歩き:西尾茶臼山、里山にカエル

家から一番近い地元の山、距離も時間も手頃だから安易に来てしまう。
人気の山で常に人の手が入って変化している、そこだけは要注意。
少し離れた「いきものふれあいの里」、今年はどうかな、カエルが気になる。
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【山行日】2017年2月18日(土)    
【山 域】三河(西尾・幸田):西尾茶臼山、いきものふれあいの里
【天 候】晴れ時々曇り
【形 態】周回 単族 軽装  
【コース】平原の滝北駐車場 起点、いきものふれあいの里
P10:31--北東尾根--11:10頂上--南西尾根--11:34反対側P--11:50小茶臼鞍部--
--城跡--12:03西茶臼山12:23--12:38頂--西一般道--12:51展望台--13:06P

この時季、日だまりハイキングとして気楽に行ける山というのは貴重だ。
そんな山の引き出しが少ないので、結局はここに戻ってきてしまう。
家事の合間に山へ行く、その発展系の山で、なんと今シーズンは初めて。

平原の滝へ向かう車道沿いに駐車場があり、満車で車があふれている。
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少し待っている間に、山から帰ってくる人がいてなんとか入れ替わる。

準備して車道を進み、炊事場の所で左折し、渡渉して尾根に取り付く。

茶臼山の主稜線は北東と、北から西への二本で、これははずせない。

今日も、この北東尾根から稜線伝いに茶臼山へ向かう。
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クヌギの落葉が多いところを過ぎて、取り付く。

とても急な上りだが短いので一気に進んでいくとすぐに尾根に乗る。
よく歩かれている道はますます整備され、落葉すらきちんと端に寄せてある。
根っこを掘り出すほどの過剰整備で、ロープ支点の細木が痛々しい。
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稜線からは、西に展望台が見えたり、北に須美北山が見える。
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随所に展望が開けて気持ちがいいが、その箇所がさらに増えている感じ。
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東には23号線と道の駅、そのむこうに遠望峰山。

数分おきに樹林が切り開かれていたり、大岩のまわりを伐採したり、と。

脇道、枝道を示すテープも左右にあり、踏み込むと道迷いしやすいかも。
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幹に切りつけられた表示が、その木の生長とともに広がっていくとは、驚き。
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西尾茶臼山山頂は東西に展望が開け、案内や記帳ノートがある。
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ここを過ぎると、遠くからでも目立つドコモ電波塔がある。
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昨季はずっと工事中だったが、十ヶ月以上過ぎたので終わっていた。

その季節になれば、この桜見広場がなんとかなりそうだ。
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ここから南が主稜線だが、まずは一旦南西尾根で下へ降りる。

沢に出て、テング蝶のよく舞う道を沢沿いに歩き、反対側の駐車場に出る。
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ここから、小茶臼山との鞍部を目指して上がっていく。

途中、色あせたクヌギコンダが道沿いに潜んでいるが無視する。

これはどうみてもやりすぎだ。
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鞍部は立派な交差点。
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左折し、なだらかな道を上がり、城跡に寄る。

ここは南側の正面階段から対峙しないと申し訳ない気がする。

下と上に石階段があるが、いつ見てもその石積みに感心する。
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城跡には結局なにもないが、安心したのち西(南)茶臼山を目指す。

高みにあがると西(南)茶臼山はすぐで、そこには一等の休憩地がある。

眼前の木々が切り払われているだけでなく、ベンチ状に枝が置かれている。
伐られた木の節がテーブルや荷物掛けにも利用できる。

今日はもやっていて見えづらいが正面には渥美半島の大山・雨乞山。
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靴を脱いで、休憩。

寒くなってきたのでまもなく退散する。

茶臼山へ戻っていく途中、東南斜面を見るとやはり整地されている。

見下ろすと例の土砂集積場で、むこうには三ヶ根山が見える。
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再び茶臼山山頂を経て231展望台へ、北から西への主稜線を歩く。
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その形がなんとも古代的な231展望台。
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東屋なので全方向に視界は広がる、でも寒い。
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ここからでも駐車地へは戻れるが、平原の滝への階段道へ引き返す。
なんといってもずっとがんがん下る階段道はマゾ的訓練に最適なのだ。

昭和の香りのする平原の滝に至る。
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駐車場に戻り、数キロ離れた「西尾いきものふれあいの里」へ行く。

造られたものではあるが、正しき田園風景の地。
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春をつげるヤマアカガエルの卵塊やいかに。

例年だと1月末から2月初だから・・・。
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うーん、ない。あっても少ない。
どうしたんだろうか。

昨年は、この後に続くヒキガエルが散々だったし・・・。

春は眼前なのに。
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どうなるのかな、姫踊子草もまだ早かった。
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2017年2月13日 (月)

山歩き:渥美半島、大山から雨乞山へ

山歩き:渥美半島、大山から雨乞山へ

列島が連日の寒波に覆われたので、ふたたび暖かい渥美半島へ。
最近人気の「あつみトレイル」を、横断ではなく周回コースにする。
日だまりハイキングとしては風が冷たくて、山の上では雪も舞った。
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【山行日】2017年2月12日(日)
【山 域】三河:渥美半島、田原市、大山・雨乞山
【天 候】曇り時々晴れ、冷たい風が吹く
【形 態】周回 単族 軽装 
【コース】大山トンネル北口駐車場起点
P11:05--11:34大山11:47--12:09臍岩--12:30腰掛岩--12:50狼煙山--
--13:20弁当岩13:40--物見山--14:03雨乞山--14:23登山口--車道--15:00P

10日の朝日新聞に「あつみトレイル」を歩いた記事が紹介されていた。
記者は六郷孝也さんで、「旅人、山へ」など山についての発信が多い人だ。
太平洋側から出発し三河湾側の夕陽が浜で終え、その間をタクシーで繋いでいる。
予約したタクシーの料金は約4千円だそうで、単独歩きのむずかしいところだ。
貧乏性の自分は、トレイルの海沿い歩きを両方共カットし、周回として実行する。
あつみトレイル(渥美半島横断トレイル)だから大事なところが欠けるが仕方がない。
周回するにあたって北上か南下か、起点の駐車地はどこにするかについても悩んだ。

列島が寒波に覆われても渥美半島は別世界で、車も人も多い。
菜の花とキャベツ畑の中、連なり浮かぶ山々が低いながらもとても立派に見える。
先週よりもずんと伊良湖方面へ深入りし、大山トンネル北口駐車場に入る。
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駐車場の端に大山への登山口があり、小さな沢沿いの道を上がっていく。
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沢からずっと水の音が聞こえる中、木にロープが絡んでくると急な上がりになる。
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しばらくして鸚鵡岩のある鬼堕(きおとし)トレイルと合流し、すぐにあつみトレイルに入る。

大山は渥美半島の最高峰なのでその分、上りがきつくなってくる。
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喘ぎながらも歩を進めると標識があり、左手に露岩のクチナシ岩がある。

ずっと樹林帯に覆われていたのでここで見られる展望はうれしい。
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北側に開けこれから歩く山並みが一望できる、ただこれは上述の鬼堕トレイルの尾根。

岩のすぐ近くには達筆(標識の書き手はすべて同じ人と思われる)の歌碑がある。
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「岩の割れに生きる梔うれしかり立てば三河湾と遠き山脈」だろうか。

道に戻り少しあがると再び左手に露岩があり、しっかりと視界が開ける。
すぐ下には先ほどのクチナシ岩が見られる。

5年前に来たとき、ここの松はまるで盆栽のそれで、視界を狭めていた。
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今なら迷いなく「ローマの松」と名づけるところだったのに。
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残念ながら枯れていた。決して、伐られたのではない。

悲しみに沈んで、一首。

「くちなしの香匂う岩を下に見て笠は何処にローマの松よ」

少しあがると次は大岩で、それはスルーして行くと草広場になる。
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自衛隊の所有地で立入禁止だったが・・・。

もうこの辺になれば大山の広い頂上広場の一角で建造物が随所に現れる。

樹木が生長したのと建造物が多いので興醒め、とにかく展望台に上がる。
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電線が邪魔だが仕方がない、これこそ渥美半島一の山からの展望。
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日本列島と同じで、こんな半島でも山域が多い。

さてとここからようやく、いざ半島横断トレイルもどきのスタート。
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がんがん下っていく。

すると喘ぎ喘ぎ上がってくる二人組に会う、本日はじめてあった人々。
なんと鬼堕(きおとし)トレイルをしっかり攻めてきて、あとは大山、だと。

先日、そのトレイルが整備されたことを知った上での今日の山行とのこと。
さすが「てっぱん家」がすごいなのか、またはヤマレコなのか、認知度が高い。

すぐその後で五人組ともすれ違う、ここ人気あるじゃん。

道はウラジロが繁茂したり、ウバメガシ他がしっかり頭上を覆ったり。
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西にずれるようにして三叉路へ、そして臍岩。
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ここからは3方向に少し狭い視角。
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これは南西に、大山豚寝南口方面と狭い太平洋。
樹木があと少し伸びると隠されてしまう。

次は稜線漫歩というよりはひたすらトレイルを歩く、と。
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「観音の腰掛岩」を目指すのだが、すぐには現れない。

ようやくその大岩に着く。
トレイルはその真ん中を割って通っている。
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大きくて立派な露岩でぐるりと周囲が見渡せる。
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これは西方面。
北側は、狼煙山が手前にあるので、雨乞山・物見山はお隠れ。

ふたたび突き進み、上がりに入ると少しずつ歩みが重くなる。

狼煙山へはトレイルを外れ、少し脇に入る。
名前からすると視界がぐわんと広がる露岩かと思ったら。
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狭角で大山方面が見え、眼下に先ほどの腰掛岩が確かに見えた。

縦走に復帰。

鉄塔基部からは目指す山並みが見られるようになる。
椛(なぐさ)峠は交差点で、左は泉福寺、右は別口、直進して急登に入る。
途中、笑之助平というネコの額ほどの平地もあるがほとんどは急な登り。
最後のふんばりどころとあきらめて足を交互に動かす。

ほわんと稜線に出る。

振り返ると樹間に大山までの山並みがつらなり、急な下り道がある。
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ここ雨乞山・物見山・タコウドの稜線は展望の山脈とも言える。

左折、西方面の弁当岩へ向かい、休憩とする。
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少し広い露岩は展望をほしいままにする休憩適地で名前に恥じない。

東南西方面の山々と平野、光を反射する太平洋が見られる。
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なんとか背もたれになる岩をみつけ、靴を脱いでくつろぐ。
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ただ日だまりハイキングには今日のお日様はご機嫌が少し斜めのようで。

三角点のタコウドはパスして、最後の山、雨乞山を目指す。
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目立つ山は、左が雨乞山、右が物見山。
ここからは上り下りが少ないのでほっとする。

露岩は多くて大きく、達磨岩・招き岩は三河湾側に視界が開ける。
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ここでは三河湾よりも山腹にきらり光る小さなダムに注目、ここは渥美半島。

物見岩こと物見山は姿も美形なので山に昇格、東南西に展望あり。
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そこを過ぎると樹林帯が頭上を覆う下り道になる。

昔は、というか整備される前はここから雨乞山まではひどいヤブ道だった。
ぐんぐん下り、いやになり、当然、ふたたび上りになり、いやになる。
露岩のひとつ、爺々岩で一度ふりかえる機会をもち、さらに上がる。

回り込むようにあがるとようやく雨乞山に着く。

露岩のひとつで周囲がしっかり削られてしまってうんと目立つようになった。
しかも他の山から離れてあるので余計に注目されて、というのが雨乞山。

三河湾や浜辺がより近くなり、他の山並みも見通せる展望が見事。
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少し下って北側に回りこむと、岩の中腹に雨乞神社がある。
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クチナシ台も物見や休憩によさそうだ。
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露岩のひとつには三角点が埋められている、そこで自撮り。
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登りは急で辛そうだが、下りはもっと大変。

岩場の下りや、転がりやすい岩石ごろごろの道は慎重に下りたい。
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特に登山口近くはロープが張ってあっても滑りやすい。
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登山口の傍らには大きなプール状の貯水地がある。
ここは永年、水に苦労してきた渥美半島を象徴する。

山域から一歩出て踏み出すと、そこは豊かな農村風景に変る。
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一年を通して栽培され重要な換金農作物であるキャベツ畑が広がる。

キャベツ畑のむこうにある格好いい小さな山。
できればここから取り付き、ずっと尾根通しに鸚鵡岩から大山へ。
すると、あつみトレイルとはちがって見事な尾根周回コースができる、と。

そんな妄想を抱きながら、ひたすら車道を歩いて戻っていく。

目指すは豚寝北口Pだが、畑の向こうのどん詰まり、大山が目印。
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途中、牧畜業もあって乳牛が仲良くと。
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キャベツの収穫の様子が見られたり、ブロッコリー畑もある。

平地では北風が強くて、それが追い風になるので、辛い歩きも凌げた。

稜線は北上したが、樹林帯で風の影響を受けなかったのが幸いだった。
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2017年2月 5日 (日)

日記:イタリア旅行で「ローマの松」を知る

日記:イタリア旅行で「ローマの松」を知る

ツァー旅行でローマと南イタリアに行く。
何十年ぶりかのツァー旅行は最近流行のビジネスクラス体験というやつ。
少し豪華な食事や欲張りな旅行計画に腹いっぱいでずっと身体は慣れず。
せめてもの救いは「ローマの松」が分かったこと。
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【訪問期間】2017年1月中旬から下旬
【地 域】ローマ、南イタリア
【天 候】日本と同じで寒い、雨に降られることも

飛行機はエコノミークラスしか知らず、ビジネスクラスは縁のないものだった。
料金が4倍、5倍だったらその分、旅行の回数を増やすというのが自分の性。
そこへ多少はお得の3倍という釣りえさ体験プラン、清水の舞台から落ちる。
飛行機だけがビジネスで他はふつうの計画、なので盛りだくさん余裕なし。
予習で「地球の歩き方」を少し見るがその情報量の多さにすぐに降参。
添乗員の旗の下、ついて行けばなんとかなる、と開き直りの情けなさ。

はじめてのイタリア、ローマ、少しぐらい知っていることや疑問はある。
地理の知識、イタリア映画は何本もみている、そして音楽もある・・・。

きっかけはレスピーギのローマ三部作のひとつ「ローマの松」だ。
オーケストラの盛り上がりがなかなか派手な作品で変った題が記憶に残る。
いったいローマの松って何だ、松が楽曲の題になるほどのものなのか・・・。

もうひとつは、夏目漱石の「坊ちゃん」、教科書で読んだのだ。
【以下「坊ちゃん」より引用】
赤シャツ:あの(島の)松を見給え、幹が真っ直ぐで、
   上が傘のように開いてターナーの絵にありそうだね。
野だ:全くターナーですね。あの曲がり具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ。
   (中略)どうです教頭、これからあの島をターナー島と名付けようじゃありませんか。
赤シャツ:そいつは面白い。我々はこれからそう言おう。

その島は観光案内では松山の四十島らしいが、なるほど盆栽の松のようだ。
松といえば枝ぶりに特徴があり、日本では黒松とか赤松、落葉松やハイマツだ。
一方、ターナーの絵が好きでロンドンへ2度も行きしっかりと観たのは最近の事。
ターナーの松のことも気になったが美術館のどこにもそんな盆栽の松の絵などなかった。

ただ最近、”ターナーの松”を知識として知ってしまったのだ。
それは「金枝」や「チャイルド・ハロルドの巡礼」という作品で見られるもので、
幹がすっくと伸びててっぺんの方だけに枝葉が集まっている。
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まるで日本で見ている松ではない、美術館で見つけられないはずだ。
でもそれこそターナーがイタリア旅行した時に描いた作品の中にある松なのだ。

ということで、つまらんことにこだわるおじさんの頭の中で両者が繋がった。
「ローマの松」と「ターナーの松」は同じらしい。
そしてイタリアはローマの地を踏むとそれはすぐにむこうからやってきた。
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なんやこれ、並木になってどこにもいっぱいあるやん。

このローマの松はイタリアカサマツ(笠松)で、もちろん松の一種。

高いのは25mぐらいになるらしく、それは見事なもの。
ボルゲーゼ公園で見た。
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幹肌を見て、粋なイタリア男と同じようにパリッと刈り上げされている、と見た。

帰ってきてから調べると、老木になるに従い自分から下枝を落としていくらしい。

その実(松ぼっくり)は食用になり、古代ローマ時代から重宝されている、とも。
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ところで「ローマの松」は分かったけど「ターナーの松」に疑問が残った。
当時はまだ田舎のイギリスから文化の中心地イタリアへターナーが物見遊山に行く。
そこで見て聞いて知ったものはすべてが文明の香りのするものだったはずだ。
そのひとつが「ローマの松」だったかも。

それを孫引き引用した赤シャツと野だの言動、というか夏目漱石。
当時の日本は東洋の僻地で、世界の中心はイギリスに移っていた。

そこから、盆栽の松をよくぞターナーに見立てたものだ、えらい。

そう書いてもだれも問題にしないし、最終的にはローマに飛ぶんだから、お見事。
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四国、松山の四十島(ターナー島)


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2017年2月 4日 (土)

山歩き:渥美半島の田原でお気楽ハイキング

山歩き:渥美半島の田原でお気楽ハイキング

列島が寒波に覆われても照葉樹林の渥美半島は別世界。
毎年恒例の菜の花まつりが開催中で陽気だが風だけは冷たい。
半島自体が山脈の尻尾で、日だまりハイキングには定番になっている。
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【山行日】2017年2月4日(土)
【山 域】三河:渥美半島、田原市、衣笠山・滝頭山・藤尾山
【天 候】晴れ、風は冷たい
【形 態】周回 単族 軽装 
【コース】滝頭公園駐車場起点
P10:45--10:54登山口--11:21衣笠山--桟敷岩--11:54仁崎峠--
--12:07滝頭山--中西山--三俣--12:28藤尾山12:55--三俣--
--不動岳--赤松山--稲荷山--13:34車道--13:44P

23号線バイパスが蒲郡まで延びて便利になったが利用者も多くて大変。
今日は途中の一般道で工事のための片側交互通行で、大渋滞になっていた。

天気のいい日なので渥美半島の田原や伊良湖へ向かう車両も多かった。
田原市に入って標識どおりに進めば、立派な滝頭公園に入る。

その前に、衣笠山を背景にして「菜の花まつり」をおさめておく(冒頭の写真)。
ここではいつも同じ場所、同じアングルで撮っているけど、今年はどうか。

この公園はたくさんの人に利用されていて、特に球児の声が響いている。

車道の沿って歩いて、衣笠自然歩道入口を目指す。
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天気のよい昼間だが、吹く風は冬のそれで冷たい。

よく整備された照葉樹林の急な歩道がウォーミングアップには都合がいい。

しかしこの整備ぶりはどうだ。
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石を並べて、歩く部分と落葉の堆積する部分で歩道が分けられている。

小衣笠への道に出たところで、もう汗ばんできたので一枚服をぬぐ。

前方には衣笠山の姿と、中ほどで白い点の松尾岩が見える。
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東の覗きこと松尾岩を過ぎ、あえぎあえぎ登っていくと、前方が明るくなる。

衣笠山頂上には展望台があり、大岩もあって視界がぐんと開ける。
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展望台から、かつての展望岩こと宮社の向こうを見る。
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三河湾の向こうに西尾や蒲郡の山並みが連なっている。
いつもはその上に白い御嶽が見えるけど、今日はもやっていて見えず。

東の豊橋や蔵王山方面を見る。
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蔵王山の左に富士山がうっすらとしか見えない、残念。

南方面は半島の平野部分、そして太平洋。
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ここからすぐに南へ自然歩道をおりてもいいが、折角だから西へ向かう。

尾根の端にある桟敷岩をめざす。

桟敷岩に上がると今度は、渥美半島西方面の山並みや三河湾の展望が広がる。
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岩からおりてすぐオプションコースとして岩めぐりもできる。

ビバーク岩と言われても少し困るというか、その時はどこでも使うぞ。
亀首岩は由緒というか言い伝えがあるそうで、悲しい話が掲示されていた。
ビバーク岩も亀首岩も掲載は見送り、実際に見たらいいやんか。

ここからトラバース気味に戻っていくと先ほどの南下の道に合流する。

この衣笠自然歩道は防火帯も兼ねた幅広い道でゆったりとしている。
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東屋があり、ウバメガシの固い落ち葉がキラギラ道を覆っている。
仁崎峠へ下りるところの急勾配は少し気をつけたい。
峠には車道が通り、駐車場もある。

ここから滝頭山へは急でまじめな登りになる。
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石積の跡がある滝頭山からは樹幹越しに衣笠山方面がのぞめる。

ここから右へ、西方面の長興寺自然歩道に入る。
中西山は通り道にあるが、山頂標識がなければまるでわからない。
少し進み、長興寺道からはずれて左へ南下して旧林道へ下りる。
ガードレール以外には林道の面影のなくなった道を横切って進んでいく。

西の覗きからは、先ほどの長興寺方面への尾根や寺が見渡せる。
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ただ樹木が生長してきているので数年先には覗き場を返上するのか。

三ツ俣で藤尾山方面へと向かう。
いったん鞍部まで下り、倒木が除去された道を上がっていく。

さて、日だまりにはもってこいの藤尾山。
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しばし休憩。

帰りはふたたび三ツ俣まで戻り、不動岳方面を目指す。

おお、樹木同士はこれぐらいきつい絆で結ばれているのか。
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不動岳からはさらに赤松山・稲荷山方面へ向かって下りていく。

尾根の尻尾の中心を歩く道はずっと幅広く、ずんずん下っていく。

明るくなるとそこが稲荷山で、ここはふもとの人の憩いの場らしい。

こんなのを建ててしまうなんて、子どもの時の秘密基地とまるで同じ。
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年齢を重ねるとそれは秘密ではなく、茶飲み場になるんだろうか。

ここからは道が方々に向かって下りていく。

滝頭公園へ戻れそうなのを選んで下りていくと墓地に出た。
もうかっとりまっか、ぼちぼちでんなあ。

車道に出る手前に溜池というか調整池がある。
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渥美半島はその地形から、昔からずっと水では苦労している土地なんだ。

車道を少し上がり気味に歩いていくと公園はすぐだった。

時間があり気分がのればいろんなコースが取れる日だまりハイク地域である。
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