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2017年5月 1日 (月)

山歩き:釈迦が岳から羽鳥峰(初の中尾根道)

山歩き:釈迦が岳から羽鳥峰(初の中尾根道)

禁断の平日山歩き、釈迦が岳の中尾根道は初めての体験になる。
庵座滝道と松尾尾根道の間のヤセ尾根をうまく上がっていく。
釈迦から猫岳を経由して羽鳥峰は定番の稜線道で味わい深い。
この山も道も久しぶりに訪れても、忘れていることが多いので何もが新鮮。
P1090206

【山行日】2017年4月28日(金)    
【山 域】鈴鹿中北部:朝明渓谷、釈迦が岳・羽鳥峰
【天 候】晴れ
【形 態】周回 単族 軽装
【コース】朝明渓谷有料駐車場、起点
P8:25--中尾根道--10:19釈迦が岳10:35--10:55猫岳--
--11:35羽鳥峰11:59--猫谷道--12:48P

春の妖精が芽吹く時季をぎっくり腰や長雨の悪天候で山へ行けなかった。
できればせめて週に一回ぐらいは山へ行きたい、そんな個人的欲求がある。
樹木の花が咲き始めている今、休日を待てずに平日山行をする。
ふだん平日山行を行わないのは労働者への遠慮ではなく道路事情による。
それが分かっていたのに所々で朝のとんでもない通勤ラッシュに巻き込まれる。
勤め人からしたら、自分のような遊び人の行動こそがとんでもない迷惑だろう。
今日の予定は漠然と宮妻峡、またはできれば御在所か、と。
でもずっと混雑する23号線の途中で、しびれを切らして行先を変更する。
ひょっとして朝明の駐車場って平日だと集金人がいないのではないか、と。

そんなわけはなく強面の山ヤらしい兄さんが、すぐにやってきた。
予定コースを聞かれ、それをメモっている(竜ケ岳とは少し違う)、そして。
入山料や駐車料金を徴収するところはバスも入れるようないい道のところ、らしい。
平日でもそこそこ駐車していて、帰りには遠足のバスが何台も停まっていた。

とにかく準備して出発。
途中までは庵座ノ滝道と同じらしいが、その道の記憶がない。
かつても分かりづらいというかこんなところを通り抜けていいのか、と思った。
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少し変ったような感じもするが、表示にしたがって進む。
庵座ノ滝道は左、中尾根道は右、を見落とさなかったのでまずは安心。

すぐに渡渉がある。
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場合によっては濡れてしまう、またはドボン(昔、伊勢谷で苦労した)とか。
橋はなかったが置石でなんとか渡れた、ほっとする。

すぐに尾根に取り付いていく感じで、なかなかいい道だ。

広いところもあるが、徐々にヤセ尾根を通るようになる。
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最初にここを通ってコース道を探り、定め、整備した人ってすごいと感心する。
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順調に高度を稼ぐ、歩きやすい道だ。

鳴滝のコバ、と言われても少し展望の開ける尾根の肩だ。
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振り返ると、すこしピンク色のハライドと国見岳が見られる。
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釈迦はともかく、猫岳が正面で格好いい。
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そのまま順調に上がっていくのかと思ったら、急登になった。
確かに釈迦が岳も山頂に近いところはどこも急だからそうなって当然なのだ。

階段状に道がしっかり造られている事にもあらためて感心する。
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問題はその次だ。
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表示板には「この先岩場、迂回路・落石注意」とある。
左が迂回路、ということは岩場の真っ直ぐの順路がある、ということか。
どちらでもいいなら、わざわざ迂回しなくても順路でいい。
そう思って、踏み跡のあるまっすぐに進み、がれ岩場を注意して上がっていく。
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ある程度上がると、がれがなくなり、大きく斜め状の岩板があらわれた。
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うーむ、自分の技術ではこれを越えていくのは難しい。
他に表示または踏み後があるのではないか、と探すが見つけられない。
まっすぐの順路こそ速い道と思ったが、時間はかかるが緩やかな迂回路に戻ろう。
ということで、浮石の多いがれ岩場を慎重に下り、元にもどる。

なんか釈然としないまま迂回路に入っていく。
その迂回路は、がれ場を横切っていく道で、しっかりと整備されている。
途中からはどんどん上がっていくが、先ほどの道とつながることはなかった。
ということは、自分があると思った「まっすぐの順路」は、ないということになる。

やっとこさ上がったところで少し右手に行くと、ちょっとした展望岩がある。
ひょっとしてまぼろしの順路はここへ出てくるのか。
とすると、なかなか高度感のあるきつそうな道かもしれない。
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そこからも急なのぼりが続き、頂のような「お釈迦様の白毫」に出る。

ざれた岩場を一旦下り、再び上がって最高点を目指すが、きつい道だ。
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先行する二人連れが見えるが、あんなところによくへばりついているものだ。

えっちらおっちらと続き、ぽんと出た先には当然のように先客がいた。
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広いようで狭い、釈迦が岳の最高地点だが山頂ではない、という場所。

そこから三角点のある釈迦が岳の山頂へはもうひと歩き。
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こうなるとどこが山頂でもいいような、決め手は何だ、とも。

三角点の山頂にも当然、先客がいて休憩中。
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独り静かに山を楽しむ寡黙なおじさん族と、挨拶しても話に夢中で無視する男組。

少し休憩し、ころあいをみて適当に切り上げて稜線歩きに入る。

天気のいい今日の稜線歩きはまさしく漫歩というやつ。
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ふだんはかぶらない帽子だが、こんな日に忘れてきたのは少し痛い。
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猫岳までは少し下って上がっていく。
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中尾根道を歩いているとき、こんな見栄えのする猫岳は初めてだった。

遠くから見ているとゆったりとした稜線も、歩くと勾配があって閉口する。

それにしても稜線のすぐ際まで迫っている源流部の美しいこと。
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ところどころに残雪もあって今年の積雪の多さにおどろく。

わあ雰囲気よさそうと下りていくと、堆積した落葉にだまされドボンする、要注意。

釈迦の西面の崩壊はさらに進んでいるようで。
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羽鳥峰まではいくつものコブを越えていく。
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基本的に下っていくので、歩きとしては楽なはず。

この時季でも樹木に花はなく、新緑があらわれてまもない様子。

とにかく尾根の両側に迫ってくる源流部が明るく美しい。
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白滝谷分岐に来る。
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ここの記憶ははっきりしている。
狭くえぐれた掘割状の道はまさしく沢で、ぬかるんでいて足の置き場に困った。
その道は閉鎖され、土手に道が変更され、歩きやすくなっていた。

すぐに林道分岐があり、そこから羽鳥峰は近い。
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あの白い独特の形状の山は、初めて見たときから不思議だった。
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のちのち鈴鹿のほかのところでも似たような岩質があるとはいえ、と。

時間もいいのでここで休憩する。
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天気がよくて暑そうなのに、吹く風は強く寒く感じる。
風の当たらない場所を選んで靴をぬぐ。
ここは標高が低い分、周囲に包まれるような感覚。
だから落ち着く、というか。
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時間はまだ早い。

ここから水晶岳とかブナ清水、ハライドに足を延ばす気力はもう無い。

岩石を上手に積んでしっかり整備された猫谷道を下っていく。
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林道に出てからも、道は長い。

キャンプ場とか山荘とか、ここは養老みたいだと、ふと思った。
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駐車場に近づくと、遠足・デイキャンプの学生の嬌声がよく聞こえた。

普通の一般的な山歩きコースだが、歩き甲斐は充分。
時間的にも距離的にも、もう無理がきかない年齢だと感じた。

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