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2017年5月 2日 (火)

山歩き:入道から鎌が岳、花の様子見山行

山歩き:入道から鎌が岳、花の様子見山行

花の時季でも紅葉でもどこかで必ずヒットする宮妻峡を囲む山と尾根を歩く。
先週歩いたイワクラ尾根では一週間の生長が見られそう。
最高気温が25度を超える夏日になったのに、山の上は寒風が吹きぬける。
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【山行日】2017年4月30日(日)    
【山 域】鈴鹿:宮妻峡、入道・水沢・鎌が岳
【天 候】晴れ、稜線は冷たい風
【形 態】周回 単族 軽装
【コース】宮妻峡駐車場、起点
P7:41--宮妻新道--8:51北ノ頭--8:57奥宮--磐座(イワクラ)尾根--
--10:25水沢峠--鎌尾根--12:10岳峠--12:23鎌が岳12:44--
--12:51岳峠--カズラ谷道--13:54P

連休の休日なので宮妻峡駐車場の朝は早い。
最近の皆さんの衣服や装備は色の組み合わせも鮮やかにばっちし決まっている。
向かう先は車道なので、水沢峠やかずら谷がほとんど、入道方面は少ない。
何せこの時期、内部川の最初の渡渉が難点。
飛び石の上にロープが渡されていて、補助はされている。
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慣れた人だと、ぽんぽんぽんと一気に行く。
行きかけて一旦躊躇すると、悩む事になり、時間だけが過ぎていく。
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格好を気にしなければ、真ん中の石にしがみついて次の足場を探ればいい。

宮妻新道の登りはわかっていても辛い。

あんな急なところに無理やり(ていねいに)道が造られたので足場がもろい。

なんとかそこを過ぎると樹林帯の急な上り。
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じっとがまんすれば、右に視界が開ける。
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新緑がまぶしくて明るい、でも倒木がことのほか多い。
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樹林帯を抜けて笹原の上りになれば気分はいい。
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おっと、先行者がうつむきながら上がっていく。
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疲れているんだよな、わかるぞ、その気持ち。
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そこへ元気に下ってくるトレラン風の人、最近はこれが多い。

北ノ頭から新しい鳥居に代わった入道が岳方面を見る、見るだけ。

ついでに鎌も。
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今日は先が長いので山頂は割愛して奥宮へと進む。
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先週の今日と拝礼も簡素に、先へ。

イワクラ(磐座)尾根に入る。
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何度も来ていてお気に入りの尾根だが、上下動が激しくてゆったりできない。
足の踏ん張りが利かなかったりバランスを崩したり、体力の衰えが激しい。

花の様子はどうか。
先日、突風が吹きぬけたので落花も多いように感じる。
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でもなんとか面目を保ちつつ三分咲きというところ、他よりずっと優秀。

美しい道型。
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重ね岩を過ぎ磐座こと仏岩に来る。

その前に仏岩と御本尊様と、もちろんアカヤシオも加わっての記念撮影。
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手前にあればいいのに、その向こう側で花開いているのでもどかしい。

当然だけど先週よりもいい。
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水沢岳とアカヤシオ。
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尾根分岐を過ぎて県境稜線の崩壊地に来ると一本だけ目立つのがある。
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どうみても本日の一番だが、少し低い位置で離れた位置なのが惜しい。
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水沢岳南面はといえば色っぽさはなし。
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水沢峠に向けてがくんがくんと下っていく。

ここら辺からはどこからともなく人声が聞こえるようになる。
峠を過ぎて、急でしんどい水沢岳への道。
こんなアップダウンの繰り返しが今日の歩きのほとんどでじわじわと消耗する。

ざれ場もちょっとした難所だが、その上が危険区域になっている。
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谷側にあった潅木がすべて根こそぎ崩壊したもよう。

よっこらせで水沢岳、少し休憩。
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水沢岳を過ぎると正面に鎌が岳があらわれ尾根歩きの後半戦になる。
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まだまだ先は長い、キノコ岩付近のざれた急下降をやりすごす。

普通に歩くというか下りるだけだが、結構な量の土砂を共連れにしている。
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崩壊をどんどん進めているようで心苦しいが、足場だけに已む終えず。

その先のしばらくは稜線漫歩で鎌尾根(県境稜線)の楽しい一面。
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衝立岩が見え隠れするとなにかと気分も昂揚する。
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枯山水の崩れがそのまま盆栽のような衝立岩、そのむこうに鎌が岳。

急下降のち岩場の上りで、反対側から先ほどの急崖を見る。
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青空のもと暖かいようで吹き抜ける風はまだまだ冷たい、変な感じ。
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花崗岩のざれ場の歩きに足はどんどん重くなるが、近づいてくる鎌には救われる。
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今日も鎌の山頂にはたくさんの人影が見える。

長い鎖場では、中間部分の鎖だけがなくなっている、遺失?
カニの横ばいのようなへつる部分の鎖は健在で、これは安心。

あと少しという狭い部分で20人ほどの団体さんに出会う。
先頭のガイドさんがよく気のつく人で、後続にしっかりと注意連絡をする。
だからこちらも、すぐ後ろに来ているグループの人数や位置を知らせる。
先ほどの横ばいやタテばいのところがちょうどすれ違いそうなので、わあ大変。
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必然、足止めになるので、自分だけ先へ通してもらう。

岳峠に近づき、鎌が岳への最後ののぼりとなる。
岩石がごろごろのざれた道はさらに広がりを増したようだ。
それにしても足が上がらない。
一歩進んでは立ち止まり、呼吸を整えてからのっそりと進む。
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ここまで休憩はとっていない。
腰を下ろして休んでしまうと、再び歩き始めるときが辛い。
だから休憩は立ったまま、またはだらだらのもたもた歩きでも前へ進む。
高齢化社会とかで、70歳まで現役で働いてもらおうなどという。
確かに元気な人が多いのは認めるが、それはあくまで一部のみ。
老人と言われる年齢になったら身体のいろんな部分で劣化がはじまる。
気力だけではなんともならないし、空元気だけがたよりなんだから。

それにしても山頂が遠い。
足場の岩にもたれかかるように上がって行く。
ようやく、着く。

鎌尾根を見下ろす、風のあたらない場所をさがす。
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いつもの場所があいていた、靴を脱いでくつろぐ。
家族連れが多いし、子どもの声がよく聞こえるのは連休だからか。
ふだんと違って至る所でレジャーシートを広げる人がいてピクニックのようだ。
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休憩おわり、あとはカズラ谷道を下るのみ。
今日の帰り道は登り返しがないのでその分、気は楽だ。
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岳峠から少しの笹原を抜けて、樹木の美しい共用尾根を下る。
共用尾根とは雲母尾根・馬の背尾根・かずら谷右岸尾根などの元締めのこと。
ええっ、ここでもまだ花が咲いていない、って今年はやはり遅い。
今週末、ひょっとしたら来週のほうがもっときれいに花が見られたりして。
アカヤシオとタムシバではなく、アカヤシオとシロヤシオの紅白になるかも。

かずら谷道への分岐で少し立ち止まって考える。
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白ハゲ方面にピンクの花がたくさん見られたような。
かつてなら勇んで様子見に行っただろう、でももう今日はダメ。
無理のきかない感じ。

カズラ谷道は掘割状で、落葉の堆積がとても多いのが特徴。
ざれた部分もあるが、総じてふかふかなので安心して下れる。
南斜面なので時折、ツツジや椿、アカヤシオも見られる。
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道はなんどもジグザグを切り、どんどん下っていく。
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明るい道もあり、しっとりと暗い道もあり、趣のある道もあり、
派手さはもちろんなく、地味な感じで通向きとしておこう。

滝を横目に、沢の横を通り、数回渡渉する。
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登山口に近づくと、新緑のまぶしさにくらっとする。
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駐車場はいっぱい、朝とは車が入れ替わっていた。
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今日の反省

この一週間に三度の鈴鹿の山歩き。
自分の妄想では年齢・体力的に最後のチャンスと4~5日の縦走をねらっていた。
それが試すまでもなく無理のような予感がしたのは、自らの侮れない予知能力か。
山でもなんでも、身の丈にあった生活や生き方でいいし、終活に入る、と。

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コメント

どうも、ご無沙汰しています。

1週間に3回の山行とは凄いですね。 自分の場合、3日連続がせいぜいで、それ以上は筋肉が固くなり無理そうです・・・。

花の季節になってから鈴鹿はご無沙汰なので、そろそろ行きたいのですが、人の多さに躊躇しているところです。(笑)

今日(5月5日)行こうかと思っていましたが、行きは兎も角 帰りに渋滞に巻き込まれそうだったので、日曜日(5月7日)にいつものコースでアカヤシオを見る予定です。

投稿: おど | 2017年5月 5日 (金) 18時15分

おどさん こんにちは、すっかり御無沙汰しとります
何とか人並みに山行をと思い、連休前に入山しました。
ネットでは毎日歩いている人もいるので少しだけ真似しました。
鈴鹿は人気があるとはいえそれは部分的で、おどさんの歩くところは大丈夫。
ヤシオ尾根ですら気温がぐんと上がったとはいえ日曜に開花しているかどうか。
道路の渋滞は予測不能です。
ロングコースでの素晴らしい花見山行を期待しています。

投稿: 本人 | 2017年5月 5日 (金) 19時57分

たそがれさん、こんにちは
宮妻峡から入道へのコースは最初の徒渉が鬼門になりますね。ストックがあれば少しは渡りやすい気もしますが焼け石に水でしょうか?

イワクラ尾根は変化があり楽しいですね。井戸谷右岸尾根にイシグラというのがありますがご存知でしょうか?
3月雪のある時にヤブ尾根を登りまして偶然発見しました。

私は30日にハライド~コブ尾根を歩きましたがアカヤシオはパッとしませんでした。国見尾根もあまりよくないという情報がありました。
来週くらいに見ごろになるのかも知れませんね。

投稿: 宮指路 | 2017年5月 9日 (火) 12時29分

イワクラ尾根は以前から好きで何度も利用してますが、最近は疲れを感じます。
入道ケ岳の登山道は駐車場とのからみで、椿社を避けているので井戸谷コースは未踏です。
山全体が御身体でその配置などは西尾本で見ましたが、私的には磐座と御本尊かと勝手に。
今年のアカヤシオ、そろそろ満開かと期待してたらもう終りになってしまいましたね。
自然にも都合というのがあるんでしょうか。

投稿: 本人 | 2017年5月 9日 (火) 13時57分

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