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2017年6月25日 (日)

日記:長城を少し歩く

日記:長城を少し歩く

ツァー旅行で行った中国で、世界遺産「万里の長城」の一部分を少しだけ歩く。
旅程は3泊4日、観光訪問先は盛りだくさん、移動は団体バス。
大きな国の広い道路は車がいっぱい、観光地も人があふれている。
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【訪問期間】2017年6月中下旬
【地 域】中国北京郊外:長城、八達嶺
【天 候】30度を越えて暑い、霞がかった空

全食事付きとはいえ、ツァー旅行特有の観光と営業が混在した計画。
ガイド付きの団体行動で、移動もすべて貸切バス。
目玉の世界遺産とはいえ、いくつもの観光先のひとつで移動も行動も忙しい。

テレビや雑誌・教科書で、幼い頃から見て知っている有名な「万里の長城」。
秦の始皇帝からずっと、時の皇帝のよって増改築され続けてきた。
百聞は一見に如かず、何事も体験し、五感で味あわないと分からない性質で。

広々中国、広々北京から離れ、少しずつ山域に入っていく。
バスや、横を走る大型車が、ずっと苦しそうに登坂車線を上がっていく。
それまで、山というものがどこにもなく、見えなかったので、変にびっくり。

山はそんなに高くはないが、岩ゴロゴロの険しい山並みである。
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どこが目立つでもないが、どこも登山対象として充分といえる。
斜面は急なので登るのは大変そう、どこにも人はいないし登山道も見えない。

おっと、なんだなんだ、見えちゃいました。
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ええっ、こんなところにジグザグも切らず石で城壁を築いた!
なんかとんでもない世界に来た感じ。

そこは通り過ぎて、長城の観光地として一番有名な「八達嶺」という場所に行く。
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歩き方はといえば、長城は途轍もなく長いのでゴールや頂上はない。
ガイドが言うには、長城に取り付いて、左が「男坂」で右が「女坂」というそうな。
歩きやすくて人気があるのは「女坂」だそうで、4つ目のポイントぐらいまで、と。

説明や記念写真とかなんとかで、滞在活動予定時間はどんどん少なくなっていく。
ここら辺が団体ツァー旅行の欠点というか難しいところ。
50分でどれぐらい歩けるか、動き回れるか。

まずは急なので人気の無いという「男坂」へ。
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案内板には左「南城」だそうで、これが男坂らしい。

なるほど人はほとんどいない。
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坂はそれなりに急で、長城歩きの感覚は分かった。

長城の上は、どこからも視界が開けるので眺めはいい(そのために造られた城壁)。

それなりに高いところへ行き、振り返って「女坂」方面を見る。
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どっしりうねうねと続く長城の雰囲気はよくわかるし、あちらの方がずっと人が多い。

これ以上登ると時間的にきついので引き返し、今度は「女坂」を目指す。
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下るときに分かったのは、この長城の石の道、階段は下りが大変、ということ。
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石段の登りで緊張した筋肉が、下りになってブルブルしていると踏ん張れず危ない。
調子に乗って上がったはいいけど、締まらない筋肉で下りると、くたんとなる。

それ以降は、ペースと自分の年齢を考え、息を整えて歩いていく。
とはいえ、折角の機会なのでと無理をするのは貧乏性なもんで。
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それにしても、急なところは本当に急。
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よくこんな急な石段を造ったものだ。

なるほど、ヒマラヤ、ネパールで聞いた話は本当だった。
高所登山は大変だが待っていれば、チョモランマの頂まで中国人なら石段を造る、って。

ほぼ目的のところまで来たので引き返す。

この先は、一段と高くて距離があるのと、別世界になりそう。
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というのは、あの高いところへはロープウェイが来ている!!
そして、苦労する下りはといえば、なんと「スライダー」!!!ができている。
金を払ってそれを使えば、1分もかからずに下りるという。

「万里の長城」は、その大きさや距離、出来具合から異次元の世界だが、
現在のその観光地化は、別の次元の活かし方でもあるらしい。

下りこそ気をつけて、たらたらと。
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トイレに寄ると、ニセ壁の写真がいい。
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映画『グレイトウォール』の長城、城壁はそれはまた別世界。
漢人にとって北からの侵略者は、得体の知れないエイリアンで恐怖そのもの。
これだけの城壁を造っても防げなかったのだから、さもありなん。

長城ロングトレイル6000キロだと、どうみてもきついし、水は食料の補給はどうするのか。

駐車場までの道も、遊園地の帰りのよう。
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ほう、あれがロープウェイか。
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コメント

数少ない、行ったことのある海外の観光地です。

あの頃は、まだ山登りしていませんでしたが、今行くと30Km以上は歩きたくなるでしょうねぇ。(笑)

投稿: おど | 2017年6月27日 (火) 22時12分

歩ける長城はいろいろありますが、おどさんはどこだったでしょうか。
尾根を上をくねくねとどこまでも続く長い道を見ていると、本当にすごいですね。
ロングトレイルとしてみても魅力的ですが、始点と終点を決めるのが難しそう。
長いのが得意のおどさんなら、西へ向かってシルクロードまで行ったらいいのに。

投稿: 本人 | 2017年6月28日 (水) 22時34分

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