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2017年10月16日 (月)

山歩き:越前岳と宝永山、富士山を見上げる山歩き

山歩き:越前岳と宝永山、富士山を見上げる山歩き?

今年の夏の山歩きはほとんど計画倒れ、天気もあるが自分の準備不足。
秋の紅葉はどうか、高い山ではもう遅い、他はといえばまだ早い。
微妙な時期なので、一度も訪れていない山塊、富士山周辺を目指す。

まずは、『越前岳1504m』
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【山行日】2017年10月8日(日)    
【山 域】富士山山腹、愛鷹山
【天 候】曇り、始終ガスがかかる
【形 態】往復、単族 軽装
【コース】十里木駐車場、起点
P6:37--7:02馬背--7:54越前岳8:06--8:44馬背--9:06P

天気予報は晴れ、新東名高速の新富士ICを出るときもそれなりの天気。
夜、ほとんど眠れなかったので体調が少し不安。
目的の宝永山は2693mで高い、ほとんど車で上がるので高山病が心配。
ということで先に足慣らしを兼ねて越前岳に向かう。

山腹の道からずっとその山姿が見えていて分かりやすい山。
朝早いのに三連休でもあり、駐車場には何台もの車や人がいる。
入山する人を見ながら、もたもた準備する。
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先行者たちはダウンジャケットを着て、重装備それとも過剰なのか。

よく整備された道は歩幅がまるであわない丸太の階段道で、きつい。
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なんとか十里木高原展望台へ来て、振り返ると富士山。
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のはずがどうした!

ススキもはえる歩きやすい道をずんずん進んでいく。
P1100496_2

馬の背展望台に来て今度こそと振り返ると、あれまあ。

そのうちにとあきらめて黙々と登山道を上がっていく。
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ここからは火山特有の黒い泥道で、樹木の根っこが入り乱れ、道も乱れる。
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何度も段差と根っこのとうせんぼにあい、くもの巣がまとわりつく。
樹林帯の歩きなので展望もなく、どこが本線か分かりづらいじまい。

平坦地で展望を期待するもやはりだめ、勢子分岐を過ぎて頂上に近づく。
越前岳山頂は、あえて期待するような何かがあるところではなかった。
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というか普通の山頂なのだが、ガスが濃くて展望がまるで開けないのでがっくり。
それに、だれもいないとはこれまたなんとさみしいような。
P1100506

周辺をぐるりしてもどると、ようやくひとり。
彼に、いつもはどこらへんに富士山がみえるのか尋ね、妄想でごまかす。

下山は早い、とはガイドブックの記述。
入り組んで歩きづらい道は変らないが、先が見通しやすい感じ。
すってんころりんだけ気をつけてぐんぐん下る。
平坦地で少しだけ展望が開け、陰に隠れたような本体を拝む。
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さらに下っていくと、これから越前岳を目指すたくさんのハイカーに会うようになる。
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越前岳は、立地場所からいっても人気のある山だと思う、展望さえあれば。

結局その後もガスはずっと切れず、富士山はおあずけ。
富士山の代役としてこんな電波塔がよく似合う。
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『宝永山2693m』
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【山行日】2017年10月8日(日)    
【山 域】富士山山腹、宝永山
【天 候】ガス霧の曇り、肌寒い
【形 態】往復、一部周回 単族 軽装
【コース】富士宮五合目駐車場、起点
P10:21--10:36第2火口縁--10:49第1縁--11:34馬背--11:41宝永山12:09--
--12:15馬背--12:37第1火口縁--13:05P

越前岳のあとは富士山道路をぐるぐるし、途中からジグザグに上がっていく。
軽自動車だから苦しそうな登り、ではなく前にキャンピング車がもっとたらたらで。
それにしても富士山五合目富士宮口は高所で、簡単に車で上がれるとは驚き。

そんな高地へ安易に観光そして山歩きという人々でいっぱいの駐車場。
どんどん入ってくる車あり、出て行く車ありの大混雑、ただ天気はずっとさえず。
富士山登山は極めて一部で、宝永山もそれなり、ほとんどはちょっと観光のようだ。

目的のひとつが高山の紅葉なので、まずは第2火口縁へ行く自然歩道に入る。
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森林限界すれすれの道は雰囲気もよく、なんとか黄紅葉を味わえる。
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抜け出たところが第2火口縁で、眼前眼下に広がる火口に胸が高鳴る。
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火山、火口フェチにはたまりませんなあ(実際に噴火があればどうするんだろう?)。
火口原のそこそこに点在するアバタというかあれも紅葉なんだろうか。

上から人がころがり落ちてくる先が次の通過点の第1火口縁。
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第1火口から第2火口へ流れ落ちる滝のような亀裂にぞくっとくる。
望遠しても芥子粒のような人の群れがその雄大さを物語る。
ほんと、ここは別世界だわ。

第1火口縁から火口原に降りていく。
落石が多いというそこにはたむろするたくさんの人々。
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そこからアリジゴクのような火口原をずるずる上がっていく道がみえる。
もちろん、たくさんの人がそこに張り付き、じりじりと歩いている。
見ているとなんでもないが実際に歩くと、とてもきつくて辛い歩き。
足をのせるとずるずる崩れる砂小石の道は、踏ん張りが利かないのでなかなか進まない。
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多少の早い遅いはあるが必然的にみんな似たようなペースになって同志のよう。
苦しいながらも他人のいろんな表情を観察できてそれは面白いし興味深い。
上から下りてくる人たちのなんとも楽そうな雰囲気もうらやましい。

宝永山へはショートカット道もあるが、堅気なのでまっすぐ馬の背に向かう。
苦労した分、馬の背に乗ると、また別の世界が広がって満足感が起こる。
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そこから宝永山へは引き締まった道になり歩きやすいので心に余裕もうまれる。
稜線漫歩で宝永山へ。
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ガスで遠望が利かないのは残念だが、ほっとする。

しばらくうろうろしたり休憩していると、一瞬ガスが切れて富士山頂が見えた。
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そんな一瞬の富士山にみんな歓声をあげ、カメラを構える。
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ちらっとしか見えないからこそ、ありがたみが増す。
火口上部の大静脈のような文様とあいまって、富士山は雄大だわ。

満腹にはならなかったが満たされるものを感じて、下山。
ここも越前岳と同様というか、下りは早い、ぐんと早い。
スキーやスケートでさっさと滑るように、砂の崩れるのに乗って下っていく。
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第1火口縁からは六合目小屋経由で駐車場へ。
こちらが宝永山への一般路だが、往きに通った自然歩道の方が趣があってよかった。

富士山が見えてこその本日の山だが、全く見えなかったら「金返せ」かな。
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天気には恵まれなかった富士山周辺デビュー、なんかはまりそう。


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