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2018年5月

2018年5月25日 (金)

日記:デンハーグ、ロッテルダムとか雑感

日記:デンハーグ、ロッテルダムとか雑感 オランダ旅その4まとめ

アムステルダムはアムステル川の河口に建設した大きなダムの内側にできた都市。
町の形はまるで長崎平戸の出島をぐんと大きくしたような、扇形に広がっている。
出島はどうしてそんな形なのかと昔、社会(歴史)の教科書を見て思ったが、今回で納得。
世界は神様が創ったかもしれないが、オランダはオランダの民衆が造った、と。
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【訪問期間】2018年4月17・18日(火・水)
【地 域】オランダ:デン・ハーグ、ロッテルダム、アムステルダム
【天 候】晴れ時々曇り

京都や札幌のような碁盤の目のような町というのは位置が座標軸上にあるので分かりやすい。
ニューヨークのマンハッタンも垂直にストリートとアヴィニューが交わり、場所が分かりやすかった。
近・現代にできた世界の都市のだいたいがそうだろうなんて思っていたのが大きな誤解。
歴史の重みを鑑みればそれは全く逆で、町の味や深みはそんなところにある方が多い。

フェルメールの有名な絵画があるのがデン・ハーグ。
彼の生誕地デルフトの隣の、かつての都で、政治的に中心的な都市。
マウリッツハウス美術館を主目的に市立美術館やプレディウス美術館へ行く。
降りるのはデン・ハーグセントラル駅。

オランダではどんな都市でもその町の中心にある駅はすべてセントラル駅で統一されている。
これは、よそ者の旅行者には分かりやすくて便利だ。
日本における卑近な例で恐縮だが、刈谷駅と刈谷市駅なんてだれが区別できるか、と。

デン・ハーグは人口も少なく、小さい町なので歩きやすいと思っていたら失敗した。
駅と中心街の位置、バスなど交通網の発着地点が離れ難しくて迷ってしまう。
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フェルメールの代表的な作品だけはしっかりと鑑賞する。
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3点あるのだが、2点は素晴らしくてずっと見ていたいもの。

あと1点は、いくら初期の作品とはいえとてもフェルメールの作品とは思えない。
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ここは日本人の団体さんが必ず訪れる場所で、混乱を避けて時間帯などが優遇されている由。


地球の歩き方の読者投稿で紹介されていたブレディウス美術館もパスで入れる、うれしい。

投稿して推薦している方の言われるとおりこじんまりとした雰囲気のある個人美術館。
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欧米の個人美術館というのは国立や公営を凌ぐところが多いのでさもありなんだが・・・。
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名前のブレディウスというのは、かつてのあの事件と関係があるのだろうか。

その後すぐ近くにある、あの錯視画で有名なエッシャーの美術館へ行く。
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ただ残念ながら、ミュージアムパスは使えない、という。

次の市立美術館へも行きたかったし、時間もおしていたので、パスする。

アムステルダム市立美術館もハーグ市立美術館も市立は近・現代に門戸を開いている。

今現代を育てていかないと未来はないわけだから文句はないが、有名作品は少ない。
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単にこちらの感性の問題なのだが、ニューヨークのMOMAとは比べられない。

ロッテルダムへは鉄道移動の方が早いが、最近できた地下鉄で行く。
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ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館が地下鉄の駅から近い、というのが理由。

ここでの目的はもちろんピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」。
昨年だか日本にも来ていたのに、と残念人間は嘆きつつ観る。
それは、ボイマンス美術館も同様なのか、めっちゃ東京展のことを売りにしていた。
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ここは(も)作品数が多くてしっかりと生気を吸い取られる。
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この作品を展示しているのが素晴らしい、ブラボー。
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いい加減疲れ果てて館外へ、そして中央駅へ移動する。
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するとガイドブックの挿絵写真を飾っていた建物がいっぱい並んでいる。
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ロッテルダムって観光ではあまり(?)紹介されてないが、とんでもなく建築未来都市だった。

未来都市といえば中国の上海が有名で、幾何学的で素っ頓狂な塔や建築物が多い。

でも上海はどこかちぐはぐな感じなのに対して、ここはじっくり生活に溶け込んでる。
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生活そのものの市場のすぐ近くで、飛んでる未来が今日もとことん実験している。
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あの17世紀に、世界を席巻したこの国のマグマは今なおふつふつと燃え滾ってる、てか。

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2018年5月23日 (水)

山歩き:岩が峰から釈迦が岳

山歩き:岩が峰から釈迦岳

金曜日に雨が降り、土曜日には平地でも強い風が吹き荒れた。
となると、山の上で満開の白八汐や石楠花、山躑躅の運命や如何に。
今日は以前歩いた安心のコースをすたすたと記憶を辿るように歩く。
見上げては感心する花のトンネルもあれば、落花でできた絨毯もとても楽しい。
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【山行日】2018年5月20日(日)    
【山 域】鈴鹿中部:釈迦が岳、岩が峰
【天 候】晴れ
【形 態】周回、単族、軽装
【コース】八風林道の栃谷付近の駐車地、起点
P7:13--8:09北山--8:42岩峰--9:04県境稜線--9:12釈迦岳9:30--
--10:53仙香山11:15--11:31八風峠--12:38P

普段から予定を立てた計画的な山歩きではないので、いつも行先には悩むことになる。
現状の体調では新しい山域とか未踏のルートを試す心意気も激減している。
過去ログからめぼしいコースを思い出しては、ああだこうだとぐだぐだ。
岩が峰から釈迦は数回歩いてるが、数年前のことでもう記憶にないからありがたい。

桑名から登山口の田光・八風への道路って、距離が短く早く行けるのはどこなんだろう。
北からいなべ警察東、石榑東を通ってくるのか、南から朝明を目指す道からなのか。
道路地図を見ても、カーナビにしたところでいつも決定打に欠ける。
仕方がない、往きは北からアプローチして、帰りは南へ回ってみよう。

八風林道を上がり、キャンプ場を過ぎると、記憶にある小さな橋がある。
そうそうここら辺だ。
おっと時刻は早いのに先客が結構多いではないか。
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最近は山歩き人気が上がっているのか、鈴鹿自体が人気なのだろうか。

とにかくなんとか準備して、栃谷左岸の林道へ入っていく。
先行していた連中は、犬尾山へもいくということで、すぐに渡渉していく。
もう少し林道を進んで、渡渉しやすいところを選んで対岸に渡る。

植林の中を高みを目指して歩いていく。
すると、自然にはっきりとした踏み跡にぶつかり、それが岩が峰への道になる。
かつてはバリルートだったらしいが、今は立派な人気コースなのだ。

数回、ざれたコルを越えていく。
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岩が並んだところを上がっていく。
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視界が開けて見えるのは、となりの大平尾根、その向こうには三池岳の尾根。
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北山までこんなにも時間がかかるのか(記憶が飛んでいるからそう感じる)。
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そして右手に目立つ立派な岩、鏡岩ことジョーズ岩。
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それを見ながら岩が峰では一番リスキーな部分にとりかかる。

へつるような、幅の狭い部分を抜けて、ほっとすると、左手にこれ。
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岩が積み重なって雨宿りができそうな穴場だが、上から水が落ちてくるので無理だろうな。

それよりもよく見ると、昔の古墳の石室のようでもある。
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急な斜面をジグザグに上がっていくと庭園のような、目立たない岩が峰に。

そして次のこの小さな池は上から見るよりも落下点をむこうに見たほうがいい。
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コバのような、そしてかつて往来のあったようなたしかな道型を踏んでいく。
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壁のような上りが続くと稜線は近い。

お助けロープもあり、周りには白八汐の落花が白い。
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稜線に上がる。
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おお、釈迦への道にもまるで雪のように白い花びらが散乱している。

何はともあれ釈迦が岳山頂へ。
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それなりの景色、そして今上がってきた岩が峰の尾根がよく見える。

そこに来た連中、なんと石榑峠からだそうで、3時間超とは速いなあ。

山頂周辺をしばらく歩いてみる。
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ここから八風峠まで、最近は特に人気のある稜線漫歩になる。

三重県側の展望よし、新緑よしがとても気持ちいい。

そして滋賀県側の、源流につながるとてもなだらかな傾斜がなんともいい。

視界が開けて明るくなると、稜線では特に目立つ崩壊地。
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仙香山までの平坦というか凡庸な地は、滋賀県側に踏み込むのがよさそう。
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これなんか、仙香池ほどではないが明るくていいんでないかい。

その仙香池は光が強くて明暗が大きいので、モデルを入れて撮る。
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休憩にはどこでもいい、ピクニックなんだから。
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日差しが強いからちょっとした木陰がいい。

景観も花木も落花の絨毯もなんでもそろう稜線だこと。
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少しやつれた(失礼)感じのおじさんが話しかけてきた。

なんでも白八汐に赤色が混ざったのがどこそこにあって、それを見に来た、と。
それって、ヤマケイやヤブコギネットでは竜が岳から静が岳への途中にあるのが話題になってた。
彼によると、年によって違いはあるがそんなのが他のどこそこにもいくつもあり、それが楽しみなのだと。
そんな山歩きの楽しみもある、参考になりますわ。

八風峠に到る。
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もう体力的にはいっぱい一杯、三池岳は遠い。

何よりもこの釈迦~三池岳間の三重県側の下り道といえば急なところばかり。
そのなかで、緩くてしかも趣のあるのがここ八風峠道。

まるでこの道しかない、ユン・ゲサン。

下り始めてすぐに感じる安心感。
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山躑躅ロードあり、地蔵ありと。
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川原歩き区間を途中に挟む。
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ただその後の林道歩きも記憶よりはずっと長かった。

最後に登山口(下山口)こと登山届け提出小屋。
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ほう、8月4日にはイベントあるとね。

何はともあれ、ここら辺でもっと歩きたいところが出てきた、いい傾向。
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2018年5月13日 (日)

山歩き:三人山から雨乞・七人山

山歩き:三人山から雨乞・七人山

今年初めての鈴鹿、色んな樹木の花が当たり年だというのに、大きく出遅れ。
否、ようやく鈴鹿まで来る気になっただけで、しっかりと歩け通せるか不安がある。
今日のコース、距離も短く標高差の少ない雨乞岳への道は、新緑に輝いていた。
朝方は涼しかったのに日中は暑くて強い日差しに疲れたので七人山で一服。
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【山行日】2018年5月12日(土)    
【山 域】鈴鹿中部:雨乞岳、七人山、三人山(郡界尾根)
【天 候】晴れ
【形 態】周回で一部往復、単族、軽装
【コース】武平峠西0.6キロ駐車場、起点
P--7:30登山口--7:47一服峠--8:33三人山--9:05東雨乞--9:17雨乞岳9:27--
--9:39東雨乞--10:04七人山11:23--クラ谷道--12:24一服峠--12:39P

鈴鹿へはしばらく来ない間に道路状況がかなり変っていた。
高速道路建設やその他道路工事が重なり、迂回路や片側通行の表示が方々にある。
旧鈴鹿スカイラインに入ってからも三箇所で臨時信号があり、長い待ち時間だこと。
それにも増して朝早い時間なのに登山者が多くて、駐車場の空きの少ないこと!

武平峠トンネルを過ぎるとそんな狂騒も少しは穏やかになる。
峠西0.6キロの駐車場になんとか停めることができた、開いててよかった。
たらたらと準備して、出発。

一服峠への登山口まで、車道を降りて行く。
登山口はここ、雨量計のあるところ。
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すぐに急勾配になる道をゆっくり落ち着いて、静かに歩く。
ふらついたり、足を踏み外すと厄介なところなのでよそ見をしないように。
ずっと急な道をのぼって、ようやく着いた一服峠。

ここから始まる郡界尾根は適度に上下動があり、新緑もいい感じだ。

南に開けたところから鎌が岳をみる、山腹の新緑のまだら模様がいい。
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ずっと尾根伝いに歩いていく道の両側には石楠花が今を盛りと咲いている。
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なんかこれも久しぶりだ、本当に今年は当たり年なんだ。
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右側、少し北側に開けた向こうには七人山が見える。
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となると三人山か。

トラバースしては申し訳ない、喘ぎながら上っていくと、先客あり。
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クラ谷道とは違って単調だがドライな道なので選択する人が増えているようだ。

ちょっとした鞍部を過ぎるとひたすら東雨乞をめざして上がっていく。
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自分とほぼ同じ大きさのザックを背負った小さな少年がお父さんと上がっていく。
たくましい親子登山、新潟の五頭山域で捜索されている親子を思う。

笹原が少し出てきて前方に青空が見えるようになる、もう少しだ。
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と思ったのはなるほどよくある勘違いで、ニセ山頂をいくつも越えていく。

笹原は元気で、隠れた足元にはハルリンドウが鮮やかな水色で輝いている。
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笹の海をぐるっと回りこむとようやくその先に開けた東雨乞山頂があった。

いつ来ても見晴らしがいい、360度展望の山だ。
違う方角から自分が現れたので、先客が不思議がっている、まあよくあること。
この東雨乞で気をつけなければならないのは、下山のときの下り口。
視界が利かないときは、要注意かも。

ぐるりと見回して山並みを味わい、勢いのあるうちに雨乞本峰へ向かう。
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下ってふたたび上がっていく笹原の中に開かれた1本の道。
このお手軽なプチ雄大な歩きが雨乞岳の魅力かも。
笹の海に埋まるような小さな点に見えていた登山者が少しずつ動いて大きくなる。
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笹が背の高さほどのところもあって、すれ違いはどこらへんになるのかな。

雨乞岳山頂、ここはよく来ているのでなじみがある。

少しだけ周囲をぐるっとする。
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イブネ方面へ向かう元気な人たちを見送りながら、東雨乞に戻る。
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ユン・ゲサンはクラ谷道方面へ。
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すれ違う人が多いのは、こちらの道がメインである証拠なんだ。
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七人山とのコルには、七人山方面に入らないように枝木が置かれている。
まあそれなりに意味のある措置かも。
久しぶりなので目指すことにする。

ちょちょっと上がればすぐのはずが、足が重くて上がらない。

右へ左へのそりのそりでようやく七人山へ、なつかしい景色。
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しばしブナ林の中をうろうろと歩き回ってみる。
おっと下りすぎた、ふたたび上がっていく、きつい。
ということで、適当なところで休憩とする。

雨乞では日差しがきつくてしっかり後頭部を焼かれた。
ここでは直接降り注ぐ日光はなく、樹幹を通る風も涼しい感じ。
いかん、立ちくらみだ。

折角だからいつもザックに入れているだけのアレを出そう。
ということで、ぐったりタイム。
これって本当にいつも持ち歩いているだけで、活用したことがない。
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ゆっくり休憩するときに使えばいいのだが、面倒くさがりなのでそんなのはありえない。
今日こそは、ということで。
ものの本にはいつでもすぐに立てられるように、と書いてある。
いい加減だがそれなりになんとかなる。
分かったのは、ふさわしい適当な場所選びと、その場の整地ということ。
付け加えれば、本体とロープとペグ4本(8本)に、ポリエステルの薄軽シートかも。

そんなことを思いながら狭いながらも楽しい我が家でぐったり。
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ただその後の片付けがそれなりに面倒で、それを如何に楽にするかが肝要かも。

帰りは、クラ谷道で一服峠まで行く。

この雨乞岳へのメインルートは渡渉を何度も繰り返し、ぬかるみがとても多い。
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新緑が新鮮で、コースも変化に富んでいていいのだが、気がぬけない。

なんやかんやで一服峠へ。
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膝をかばいつつだるい足で、気を張り詰めながら下りていく。

もどると駐車場は満車で、周囲も路上駐車がずっと連なっていた。
いろんなことにげんなりしながら、山歩きってとても激しい運動だと思った。
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2018年5月 8日 (火)

日記:クレラー・ミュラー美術館

日記:クレラー・ミュラー美術館とユトレヒト オランダ旅その3

ファンゴッホ作品についてはファンゴッホ美術館に次いで多いクレラー・ミュラー美術館。
アムステルダムからかなり離れた地方の国立公園内にあり、行き方が少し厄介。
広々とした敷地には野外展示作品もあり、サイクリングも楽しめる。
帰り、せっかくだから旧都のユトレヒトにも寄り、そこで雨に降られる。
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【訪問期間】2018年4月15日(日)
【地 域】オランダ:オッテルロー(デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園)とユトレヒト
【天 候】曇りのち雨

オランダ・トラベルチケット1日券を使って地方へちょっとした電車旅行。
ガイドブックには3つの都市から1時間に1本しかないバスで途中、乗り換えるとのこと。
少し心配したが、鉄道インターシティは快適で、乗り換えバスもきちんと連絡していた。
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バスの中で国立公園入園料を購入し、目的の美術館へ歩いていく。
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ミュージアムパスで入館、ガラス張りの明るくて落ち着いた美術館である。
個人の財力と審美眼でもって貴重な作品が護られ後世に伝えられた、と。
不便な場所にもかかわらずたくさんの鑑賞者がひきもきらず訪れている。
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ファンゴッホ作品がその中心を飾る。

「糸杉」は高校の英語の教科書の挿絵で、「ゴッホの寝室」とともに初めて見た。

特徴のあるタッチでとても勢いを感じる樹木だから印象に残っている。
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cypressの複数形が題名で、先生が「なぜ複数形か?」と質問した。
あの時見た「糸杉」はここの作品ではなかった。
ファンゴッホには同一テーマで描かれた作品が多く、レプリカも多いので迷う。
「見たことがある」と思っても別の作品であることが多い。

例の「ひまわり」にしても有名どころが4点から6・7点あり、真贋論争まである。
元になる作品があってレプリカがあっても、ファンゴッホの手を経れば全てがオリジナルになる。
スタンダードナンバーをその時の到達点や気分で演奏するジャズメンみたいに。
自分の記憶にあった「糸杉」はメトロポリタン美術館のものであり、「寝室」はオルセーか。

ぐるっと周り、空いたところでもう一度見直し、野外に出る。
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展示作品を見るというより、きちんと手の入った庭園を散歩する。
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数日過ごしたオランダは平坦な土地ばかりだったので、少しでも起伏のある土地が珍しい。
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この立体ボックスというか一坪ハウス、いいんじゃない。

散歩の後は、国立公園内にある自転車専用道路を無料の貸し自転車で回る。
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自転車置き場にずらっと並んだ白い自転車はどれに乗ってもいいそうだ。
ただオランダの自転車の9割以上がハンドブレーキではなくペダルを逆回転するタイプ。
サドルが高くて(直せばいいのだが)大柄なオランダ人向きなので選ぶのも大変。

久しぶりにサイクリングする郊外公園はどことなくタスマニアの荒野に似ていた。
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老いも若きも男女関係無く、だれもが自転車に乗って楽しそう。
そして、田舎でも都会でも、自転車はオランダでは一番優遇されている乗り物なのだ。

雨が少しぱらついてきたので、残念ながら早めに切り上げて、公園を後にする。
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鉄道インターシティでアムステルダムへの帰り、時間もあるので、途中下車する。

古い都で町並みが美しいユトレヒトへ。

降り立った駅はとても大きな屋根で覆われ、ショッピングセンターが直結している。
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あまりに近代的というかモダンな様相に戸惑ってしまう。

しばらく歩いて、建物の外に出てようやく一息つける感じ。

古い町並みに歩く人がたくさん。
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遠くからでも目立つ由緒ある教会へ行く。
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こういうヨーロッパ的な庭園というのはあまり心は動かされない。
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これは、いい。
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ユトレヒトの街も他と同じく町の中心を運河が流れ(運河に沿って町が作られ)ている。
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道路より一段低い運河の水面と、その位置に住まいがあるから地階になるのか。
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水の都は今も昔も移動手段は渾然としている。
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カヌーやボートだって普通なのだ。
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そうだった、この街はディック・ブルーナの町でもあった。

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この壁画はいったい何。

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2018年5月 4日 (金)

日記:キューケンホフ公園

日記:キューケンホフ公園で花畑を見る、オランダ旅その2

チューリップ花畑といえばキューケンホフ公園、と言われる観光名所。
よく目にするのは風車を背景に一面、花の色で縞模様のとても広いもの。
そこに見学者は写っていないが、あんなに広い面積をどうやって観光するのか。

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【訪問期間】2018年4月16日(月)
【地 域】オランダ:キューケンホフ公園
【天 候】晴れ、日中は暑いが朝晩は涼しい

花畑といえば日本ではどんな地域にも有名なところがあり、どこもとてもにぎわっている。
自分の近くでは、浜松フラワーパーク・ガーデンパーク、なばなの里、木曽三川公園とか。
有料・無料を問わず、花畑を見て気を悪くする人はあまりいないので、どこも絶好の観光地だ。
選り好みしないで最寄の適地があれば、人生はそれだけで楽しくなり満足できる。

さてオランダを代表する世界的に有名なキューケンホフ公園とはいったいどんな所か。
そこは一年のうち3月中旬から5月中旬までの8週間だけ(!?)開催される、という。
もちろん有料だが、スキポール空港から往復バス運賃と入園料がセットで25€のお値打ち。
世界中から訪れる観光客をどんどんさばいていくシステムもしっかりとしている。
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空港でバスに乗り、公園までは20分ぐらい。
着くと、たくさんの人を目にしてびっくりする。

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広い園内をどのように周るとよいのかという心配も、分かりやすい地図パンフや標識がある。

基本的には、日本の大きな有名公園と違いがあるわけではない。

たくさんの見物客がいても園内が広いので上手に拡散されていく、許容範囲が大きい。
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雨天や暑さしのぎ用に、室内施設がいくつかあり、中はとても充実している。
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ランの館があれば、王道チューリップがどっさりの中央屋内も。
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休憩どころやレストランなども適所にありぬかりがない。
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公園から出て、チューリップ畑の元を、遊覧船で運河をめぐるツァーもある。
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畑とほとんど同じ低い視線で見ると、その広いこと、遠いこと。
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あれはどこかで目にしたことがある?
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ディック・ブルーナーの世界、なるほど出店だ。
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これも、そうか。
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とにかく、広くて大きいし、珍しそうなチューリップや花が多い。
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公園のもとになっている部分が素晴らしい、樹木の大きさと貫禄がすごい。
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ほぼ1日いたけど、飽きることはない、とても落ち着くところだった。
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