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2018年6月 5日 (火)

山歩き:長者峰から高嶺・悪沢・来見山

山歩き:長者峰から高嶺・悪沢・来見山

大川入山を、その手前にある平谷村の高嶺から見たいと思った。
出発地点の長者峰山頂へは車で上がり、そこから尾根を来見山まで縦走する。
そこでUターンして戻ってくる「長者峰~来見山縦走往復登山」コース。
高低差は少ないが、累積だとそこそこありそうで、距離は11km。
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【山行日】2018年6月2日(土)    
【山 域】南信州:平谷村高嶺
【天 候】晴れ時々曇り
【形 態】往復 単族 軽装
【コース】長者峰駐車場、起点
P8:23--8:37高嶺--8:54悪沢山--9:03ゆき見台--9:37上悪沢--9:56見晴台--
--10:26来見山10:34--11:07見晴台11:27--11:43上悪沢--12:12ゆき見台--
--(悪沢)--(高嶺)--12:54P

6月に入り梅雨の声を聞くと、鈴鹿からは遠のき、近場の山で濁すことになる。
新緑の大川入山を候補にしたが、そのすぐ手前の山には行ったことがない。
大川入山の登山路からよく見えるその山にはかなり前から車道がついている。
なにしろ山頂まで車で上がってしまうのだから楽チンというか、山歩きと言っていいのか。
そこに数年前、尾根通しに登山道が切り開かれたそうで、現在も拡大整備中らしい。
情報通で意識アル系の人はさすがに早く行動し、レポをあげているので様子もわかる。
遅ればせながら山の引出しの少ないもたもた系の自分にも、その機会が訪れた。

その山は高嶺(1599m)で、地元の平谷村の資料では次のように紹介されている。

「高嶺(1599m)は平谷村の中心部から見える堂々とした山塊で村の象徴的な山。
山頂部は笹原で、アジア大陸からの季節風をあびていて、下伊那南部高原の一部」

ひまわり温泉で地域活性化のモデルとなった平谷村がその一環として整備している。

その「長者峰~来見山縦走往復登山道(中級コース)片道5.5km」が今回のコース。
順に、長者峰(1574m)、高嶺(1599m)、悪沢山(1590m)、ゆき見台(1560m)、
上悪沢山(1656m)、見晴台(1658m)、来見山(1584m)で、そこから折り返す。
目安として、往復5時間40分だそうな。

平谷村では「高嶺山ハイキングコース」も整備していて、片道約3.2km、往復5時間。

名古屋・豊田から信州・飯田に抜ける153号線をひた走るのだが、車が多い道である。
途中、速度を上げたくなるがそれは無駄、すぐに流通の車が行く手を制御してくれる。

途中で左折して、高嶺山林道を上がっていく。
後半で数回、上述の「高嶺山ハイキングコース」が車道を横断していく。
空が開けてくると、なかなか立派な長者峰駐車場に入っていく。
山小屋管理棟やトイレ、展望台などがあり、視界良好である。
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しばらくはそれら施設を見てまわり、解説を読んだり、今日のコース説明を見たりする。
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もたもた準備して、おもむろに出発する。

最初は林道を進む。

とにかく平谷村側にしっかりと視界が開けていて気分がいい、さすがオラが村の山。
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車止めゲートを回避し道なりに進んでいくと、前方に高嶺が見えてくる。
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あまりにあっけないし、大きな山塊の割には山頂部分が控えめな高嶺だこと。
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親切な表示板に従い、車道を離れて、いわゆる普通の登山道を上がっていく。

汗かくまもなく、山頂広場に着く。
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展望は平谷村方面に開き、どことなく戦国武将の陣地風。

この後に続くほかの山や展望台もみんな似ていて、同じ方向に展望ベンチがある。

高嶺をあとに下っていくと、よく整備がされているがかなり急な道になる。
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それも一時、大きく迂回してきた林道に出ると、しばらくは再びざれた歩きになる。

次の悪沢山へも、左・登山道、右・迂回する林道となるが当然、左へ上がっていく。

悪沢山からは高嶺の裏側が臨める。
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道は落葉松林の中、切り開かれ、刈られた笹が少しずつ抵抗し、朝露で濡れる。
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ぴょんと出るとびっくりするが、広い広場のような道は林道の終点。
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まっすぐ進み、階段を下りてふたたび落葉松林の中を歩いていくとゆき見台に出る。
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しっかりと開かれた展望地は、やはり高嶺の展望が主になる。

そこから上悪沢山までも同じような道が続く、長い。
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上悪沢山はどことなく高原のテラスという感じ。
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倒木の元気な道を進んでいくと見晴台。
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ふしぎなことに、今回のコースの最高地点になる。

ここと来見山の展望地は尾根端を伐採しているので少し趣がちがう。
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表示柱のむこう下に見えるのがこれから向かう来見山。

背後には、ずっと見たかった大川入山方面へ視界が開ける。
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笹原がなだらかそうに見えるのは馬沢山(1796m)か。

先へ急ぐが、ここからは残念ながらぐんと下っていくことになる。
薄い記憶では、来見山には展望がない、とか。
それでは、何しにそこへ行くのか。

と、下りを恨めしく思いながら一方で、どんどん不安が広がっていく。
ずっと歩いてきた道でもそうだったが、この深くえぐれた足跡は何だろう?
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つい今しがたつけられたようで、歩幅が狭い。
月の輪熊、なんだろうね。
糞も随所にあったからすぐ近くにいるんだろうな。

おれって他人と話すのも苦手だが、クマ語なんかさっぱりわからない。
とにかく自分のことで精一杯のふりをし、顔もあわさず見ないようにしよう。

道は狭いながらもしっかりとよく整備されて、最低鞍部までは過ぎたようだ。
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ここに来て、ブナが目立つようになり、雰囲気のよい道になっている。

これなんか、直径1m以上あるから胴周り3m以上の立派なブナだ。
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そしてロープの張られた急な上りを過ぎて少し下っていくと開けた尾根の端に出る。
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来見山。

周辺をしっかり伐採したらしく、ここも見晴台と同じように展望がいい。
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ただ、肝心の恵那山が雲で覆われてしまっていた。
手前は、焼山などのあまり特徴のない並び。

帰りの上り返しがあるので長居はせず、休憩は戻って見晴台でする。
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ここからはきつい上り返しもないのでゆったりとした気分で戻っていく。
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林道に出てからは、山へは登らず、迂回する巻き道の林道でいく。
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視界も多少はあるので期待したが、大川入山方面は樹間にすこしのみ。
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愛嬌のあるチョウがずっと付きまとってくる。
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ヒオドシチョウ。

載り面工事や、斜面の崩壊というのも観察できる。
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高嶺を迂回する道は遠くからもずっと目だって見えていたので寄る。

こここそ、今日歩いてきた尾根をずっと見られる重要な地点と言える。
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馬沢山のなだらかな笹原を見て、右へ移っていくと、大川入山。
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やっとしっかり見られた。

途中、黒い雲が出てきた時には雨の心配したが、そろそろゴール地点。
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ずっと朝から誰にも会わなかったのに、犬連れとか色んな人が来る。

ライダーのあんちゃんから「この先、なんかありますか」と聞かれる。
「うーん、何かと言われても・・・。展望はこの駐車場が一番だよ」
としか、応えられなかった。

そういえばこの日、平谷スキー場ではライダー共の大集会があった。
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一番見たかったのはこれらの山、駐車場から簡単に見られる。
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左・馬沢山とそのむこうにうっすら恩田大川入山、右・大川入山。

あ~あ、ふりだしにもどる。


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