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2021年11月 7日 (日)

山歩き:鎌尾根から鎌が岳・白ハゲの秋

山歩き:鎌尾根から鎌が岳・白ハゲの秋

県外登山解禁し、徐々に身体を慣らすため、秋を求めて鈴鹿に来る。
遅れているとはいえ、聞かれ見える情報は気持ちを急き立てるものが多い。
ここは中央突破、見てよし登ってよし感じてよしの鎌が岳へ向かう。

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【山行日】2021年10月30日(土)    
【山 域】鈴鹿:宮妻峡、水沢・鎌が岳・雲母峰
【天 候】晴れのち曇り
【形 態】周回 単族 軽装
【コース】宮妻峡駐車場、起点
P7:09--林道--7:44水沢登山口--8:27水沢峠--8:47水沢岳--10:04岳峠--
--10:14鎌が岳10:40--10:48岳峠--白ハゲ--11:58雲母峰西独標--12:53P

宮妻峡駐車場を起点にする周回山歩きは毎年の恒例のようなもの。
入道・水沢・鎌・雲母の山頂やイワクラ尾根・鎌尾根・雲母尾根。
上り下りの登山道もいくつもあり、変化に富んでいて楽しい。

問題は個人的なもので、体力と気力と安全に留意して今回は挑む。
大好きな宮妻新道とイワクラ尾根を略すと時間と体力も温存できる、と。
後ろ向きの計画はすぐに欠陥を暴露し悩むも、変更はうまくいった感じ。

今回も普段より早くの到着を目指す。
しかしここでも先週の御池同様、たくさんの車がすでに駐車している。
しかも静か、ということはみなさん、もう出発している、てか。

山歩きが人気急上昇中なのか、鈴鹿が流行の真ん中にいるのか。

出発。
はじめは長い林道歩きなので気分的には楽。
ここを歩いたのは何年も前のことなので、記憶は乏しくて新鮮。
それなりに高度を上げていくので足に負担は感じる。

水沢登山口からは普通の登山道になる。
これが地味というか単調で、山歩きはこうしたもので成り立っているのはわかる。
元気のあるうちはこういうのをわすれるぐらいのペースで行けるのだ。

枯れ沢を横切り、巻いて、峠への最後の上りになる。
そういえば昔、この沢をそのまま登ってしまったことを思い出す。
前にいた子連れの連中が行くので無意識に続いたのだった。
途中で切り立った岩場に身動きが取れなくなり困り果てる一同。

水沢峠手前から紅葉が目立ち始める。
景色はいいが自分の足は疲れをおぼえ、汗もしっかりかいている。
入道を省略してもあまりショートカットになっていないことにがっくり。

すぐに水沢岳への急な上りにかかるのだが、アレを思い出す。
秋の紅葉見物なら、この水沢岳南斜面こそ眼福のひとつだった。
だったら奥ノ沢道からイワクラ尾根に上がるコースの方がよかった。

今日は前にも後ろにも人が多い。
水沢岳周辺で休憩する人はともかく、すれ違う人ってどこから?
キノコ岩の下り、巻き道の広がりと荒れ様に今さらながらびっくり。

そこからはいつものルンルン稜線歩きになる、はず。

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山頂や稜線上に訪れた秋を、太陽を背に受けて味わっていく。
主峰を遠くに見ながらどんどん接近していくこの尾根歩き。
昔も今も変わらずにある、鎌尾根の醍醐味。

衝立岩は、岩峰と岩肌になんと紅葉が映えること。

いつも同じところで同じような写真を撮る。
花の写真もそうだけど、撮ることで感情を確かめているのか。
撮る行為そのものがそのままがめつく取り込む欲望のあらわれ。

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何度も下り、そのたびにおっちらへっつら上がり、じわじわくる疲れ。
先を急ぐ自分とはちがって、きゃっきゃと仲間内でさわぐ人々。
衣装装束は洗練されてはいるが新しいので初めての人もかなり。

鎌尾根では岩峰やコブからの展望がいいので方々で歓声があがる。
何よりも大事なのは、そこにいる自分らしい。
でも山歩きをこんなにも楽しんでいる人々っていいものだ。
感情表現って大切だなあ。

鎌尾根を眼前眼下に見られる鎌が岳の南の山頂。

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鎌尾根を歩いてきた人が自分の足跡を味わう場所だと以前は思っていた。
よく見ていると、武平峠から来た人がとても多い。
危ない岩の外れに陣取ってくつろぎつつ、時折、スマホ自撮りに余念がない。

鎌が岳山頂周辺は紅葉の被写体として本当にいい。
季節を問わずここだけはとにかく画になるところ。

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人が多いのは確かだけど、人そのものが絵に動きをつけてくれる。

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下りはかずら谷道で下りるには早すぎる。

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今年は遅いと思っていた紅葉が、額縁の絵のように味わえた。
雲母峰でも黄色い紅葉が、しかも静かに見られると期待する。

かずら谷道に入ると一気にひとけがなくなる。
雲母峰方面に道を進むとさらに静かな世界になる。

まずは白ハゲ。

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ここも墨絵というか山水画の世界なのだが。

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光線の具合が難しい。

馬の背尾根への道と分かれて雲母尾根方面へ。
道はぐんぐん下るが踏み跡は以前と比べて随分明瞭でよく歩かれている。
そのはずなのだが、ここで人と会ったことはほとんどない。

白砂青松に来る。

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馬の背尾根にも同じ高度にこれと同様の場所がある。
太古の時代、同時期の造山活動で地質が同じというのだろう。
いい雰囲気だと思うが、足元はざれて滑りやすいので要注意。

稲森谷道分岐をすぎて・791の上りに入る。
おお、道が整備されている。
上がった先には以前と違う表示板がある。
へえ、「雲母峰西独標」ねえ。
西峰だと、有名な1峰、2峰の次に離れた西にそれはあった。
今後はこの名前で利用しよう。

先へ進む。
ところが色が悪い。
まるで紅葉感がない。
残念だけどこちらはまだ早すぎた、ということで西独標へ引き返す。

そこからは下りが急だけど、駐車場へは便利なちょっとバリルートを利用。
最初はそれなり。
途中、植林帯と自然林の境を下る場所はつかめる樹木が少なくて苦労する。
その後もピンクテープ表示がそれなりにあるのでなんとか安心。
そろそろ駐車場が見えてきても、なのにそうならない。
道は以前とは少しそれていく感じ、でも上手に作られている。
なんとまあ、かずら谷道にソフトランディング、合流した。
そこから登山口、駐車場へは少しの歩き。

鎌が岳と鎌尾根の秋はそれなりに楽しめた。
それらを楽しむ人々を見ると、自分が忘れていた感情に気づく。
今の自分が歩くには、それなりにきついコースになったが、よしや。

 

 

 

 

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コメント

初めてコメントします。
ずっと更新されなかったので正直なところ心配でした。まさかコロナ?いやココロ病んでる?まさか早々天国ヘ?
久々にお元気そうな記事を読ませていただき嬉しくほっとしました。
これからも美しい写真など楽しみにしています。決して無理されませんように。すっかり高齢者なのですから。

投稿: オオヤカヨコ | 2021年11月 9日 (火) 20時40分

なんとか普通の生活を送っています。
ことさら記事にできる山歩きができなかったので停滞してました。
虚弱体質なので現状も先行きも心配ですが、トレーニングだけは行っています。
もう少し、歩きたいところがあるからです。
もちろん、無理はしません。車の運転はいつも不安を感じていますから。
忠告をありがとうございます、しっかりと胸に刻んでおきます。
あなた様もご気楽温泉にゆったりつかっていてください。

投稿: 本人 | 2021年11月11日 (木) 22時49分

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