山歩き:愛知(地元)

2021年4月 4日 (日)

山歩き:西尾茶臼山でずっと遊ぶ

山歩き:西尾茶臼山でずっと遊ぶ

12月の紅葉から新緑のまぶしい今もずっと西尾茶臼山で遊んでいる。
家から一番近い山域で、距離も時間も手頃だから気楽に来られる。
中心は291mの茶臼山、小ピークや露岩の展望地が随所にある。
最近は身近に自然を感じられる山歩きをする人は多くていつもにぎわっている。

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【山行日】2021年4月3日(土)    
【山 域】三河(西尾・幸田):西尾茶臼山
【天 候】曇りのち晴れ
【形 態】周回 単族 軽装  
【コース】無の里(平原の滝)駐車場 起点
P11:54--無の里道--北東稜線--12:28茶臼山山頂--12:48南茶臼山--
--城跡--サクラ尾根--12:57西ノ沢乗越--12:59小茶臼テラス13:06--
--13:18調整池P--天狗岩道--西一般道--13:59P

日頃のぐうたらな生活のなかで週に一度だけ外出する、それが自分の山歩き。
何かを極めるとか達成するなどというものとは真逆の惰性の産物でもある。
同じ季節に何度も足を運んで数十年、ここでの山行回数は数百回におよぶ。

世の中には毎日のように同じ山に登り、それを何十年も続ける人がいる。
富士山や三河本宮山ではそんな人が新聞や雑誌の記事になった。
猿投山でもそんな人が何十人もいるし、あの猿投山の達人もそのひとりかも。

この西尾茶臼山は、自分にとっては冬の日だまりハイクの定番の山である。
同じような意味で、梅雨から夏の訓練の山としては猿投山へ行く。
初夏と秋の絶好の山歩きシーズンだけ、鈴鹿やほかの山域へ遠征する。

ところで同じことをずっとやっていれば深まりもあればあきらめもある。
たくさんの経験は要領よく無駄を省き実に合理的でいい、でもちょっと。
目新しいことに挑めば、たとえ面倒なことがあっても新鮮な感動がある。

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昨年の12月中旬、ひさしぶりに茶臼山を訪れ、黄紅葉を見る。
ほかの山ではどこも終わっていたのに、ここではまだ十分だった。
こじんまりとした晩秋の自然林の主役は細い木のタカノツメの黄色。
カエデの紅葉と併せて年末までしっかりと見られ、
そこに正月の樹のセンリョウが、赤だけでなく黄色も群生。

そんなこんなでいつもの日だまりハイクに色が備わる。
負けずにマンリョウも赤い実をぶらさげている。
それでも例年の記憶から、いつもと同じコースを歩いていた。
目ぼしいところだけさっさと歩いてまわる山歩きは実に効率的。

山で同じ人に何度も出会う、というのはそんなにあることではない。
ただ何度も会えばあいさつだけではなく少しは話すようになり、知り合いになる。
知立の夫婦の方は、そんな猿投山での知り合い。
いつぞや冬の山の行き先で、西尾茶臼山を勧めたことがある。
1月のはじめ、そんなかれらに猿投山ではなく西茶で会う。

この山に来て、休憩場所から海が見えたことに喜ばれている。

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それから数週間、いろんな場所でどんぴしゃに遭遇する。
お互い苦笑いしつつ、感じたことや山の情報交換をする。

まだこの山の初心者だから、と見くびっていたら大間違いだった。
いろんな人にしっかり聞いて、この山の名所をどんどん攻略している。

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そういえばヤマレコなんかを見ていてもこういう類の人が増えている。

それからは特に意識してマンネリコースはやめ、最近の名所を訪ねる。
孫茶臼山、東茶臼山、立岩と向岩、ピラミッド、グランドキャニオン。
お鉢巡り、せつ子の滝、ドーム、姥捨山、断層跡、弥生人住居跡。

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もちろん、名前からしてあやしいものがある。
また、以前からこの山の特徴であるたくさんの穴もある。
洞穴とも防空壕とも弾薬庫とも思われるが一体なんざんしょ。

ヤマガラの餌付け場はすっかりお馴染みで、いつも集う人がいる。

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かつてはまるで使われていなかった2か所のキャンプ場は盛況だ。

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3月からは「無の里」がオープンして峠の茶屋もとい里の抹茶庵なのだ。

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無の里といえば、以前はこの近くの尾根道は私有地で通行止めだった。
それがいつの間にか大きく迂回する道が作られ、竹林を通り趣がある。
ガイドブックだと薬師堂の裏を通る谷道が山頂への一般道だった。
今やその無の里を横目に通り抜けていく道が一番の道になっている。

とにかく、知らぬ間にたくさんの道ができているこの西尾茶臼山。
ここを進むとどこへ行く、はその時の気分次第。
その裏をかいてヤブコギすればそれはそれで新たな発見につながる。

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この冬というかこの春まで、しっかり遊ばせてもらった。
次の冬も来るつもりだけど、その時はまた面食らうんだろうなあ。
ありがたい山だ。

こことセットで寄っていく「西尾いきものふれあいの里」も今や人気急上昇。

コロナは思わぬ展開を演出したものだ、知らんけど。

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2020年1月21日 (火)

山歩き:万燈山といきものふれあいの里、ため池は工事中

山歩き:万燈山といきものふれあいの里、ため池は工事中

西尾の「いきものふれあいの里」には今はもう失われた里山の自然がある。
里山の自然を維持するのにどれだけの人の力が必要なのか。
中心にあるため池が耐震工事で、ふだんは見られない断面を知る。

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【山行日】2020年1月19日(日)    
【山 域】西尾・幸田:万燈山、いきものふれあいの里
【天 候】晴れ時々曇り、風は冷たい
【形 態】一部周回、往復
【コース】いきものふれあいの里駐車場、起点
里P12:03--迂回路--ふれあいの里--12:40ロータリー--チョウの小径--
--野鳥の森--13:05万燈山13:36--14:08里P

吹き抜ける風は冷たいのに、平年よりは暖かいという微妙な気象。
なぜかずっとあわただしいような、それでいて何も仕上げていない日々。
季節の自然の営みから、いきものに会えるのを楽しみに西尾の里山へ向かう。

いきものふれあいの里は今日も行事をふつうに消化していた。
ただ背後の大きなため池が地震対策で本格的な補強工事中。

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トンボの里へは、ぐるりと遠回りする迂回路が用意されていた。

ふだんは足を踏み入れない地点から珍しい角度でながめるのはいい。

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ため池といっても構造はダムと同じなので、感心しながら見ていく。

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ということは以前、土の堤防だと思っていた地面の下はこんなふうだったわけだ。
その表面にかぶせられた土があたかも自然の土手を装っていたらしい。

そこにはふつうに野草が咲いていた。
どんな環境でもおのれの本来的生命力でかれらは里を彩っていた。
仏の座、大狗のふぐり、タンポポ、そして目立っていたのが姫踊り子草。
来年の今頃には、心配するまでもなく咲いててほしい。

水が抜かれ、補強工事真っ最中のため池。

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目が行くのは、上流から流れ込む水の道、デカ箱庭を貫く一本の大河。
これは好きだ。

凡庸に見える地面には硬い柔らかいがあって、そこを低いほうへ流れていく水。

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その水の流れが造り出していく地形が、ホンモノの地形に重なる。

えぐれた崖や深い谷を造り、ほかの流れを受け入れてゆったりと平野をつくる。

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トンボの里も工事中で、どこにもカエルの姿やカエルの卵もなし。

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ここ数年、ヤマアカガエルもヒキガエルも減少気味だし遅れている。

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人の手が入るのはよくても、工事には敏感ということか。

万燈山へむかう。

すぐに竹林の道。

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京都の雰囲気。

しばらく進むと切通しがあって道は下っていく。

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こちらはちょっとした鎌倉気分。

火薬庫の際を通り、林道への急な階段を上がる。
林道へ出ると平坦になり、ゆったりと歩いていく。
ロータリーまで来て、歩き足りないのでもうしばらく歩くことにする。

「チョウの小径」をどんどん下っていく。
苔むした石がごろごろの道だが、浮石がないのに少し驚く。
あっ、ここもセンリョウの群生地なのだ(近くの西尾の茶臼山と同じ)。
赤い実だけでなく、黄色の実もある。

そして上り返しの道は「野鳥の森」になる。
ふたたび林道へ出るが、今度は舗装された車道を右へ戻っていく。

万燈山の北上り口から急な道を上がっていく。
すぐに180度視界の開ける山頂に着く。

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裏の地蔵さんや庚申塔へ足を延ばす。

地蔵さんには平等にお供えがされている、感心だ。

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少し風が冷たいが、景色をおかずに休憩する。

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京都の大文字山がこんな雰囲気だった。
もちろんここでも京と同様、野焼きをする。
宇治茶の元が西尾茶ということを差し引いても両者はよく似ている。

そんな妄想がうまれる冬の日溜りハイク。

 

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2020年1月 4日 (土)

山歩き:定例山行~御堂山・五井山~

山歩き:定例山行~御堂山・五井山~

正月2日は麗人街カヌー倶楽部の定例山行日、なんとか予定通り実施できた。
組員の引越しもあり、従来の車で行動から、現地駅集合・解散形式に変更。
JR三河大塚駅から、いくつかの山を縦走して名鉄の駅に下山する計画。
計画が雑で道に迷い、標識を見落として苦痛の長い林道歩きをする破目に。

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【山行日】2020年1月2日(木)    
【山 域】蒲郡・豊川:御堂山、五井山
【天 候】晴れ時々曇り、寒風が吹きぬける
【形 態】縦走(鉄道駅から駅へ)、H氏とN氏
【コース】JR三河大塚駅から名電長沢駅へ
大塚駅10:35--11:45御堂山--13:16国坂峠--14:25五井山--16:30名電長沢駅

朝、車の出番がないのでこれ幸いにと、自宅から最寄の駅まで歩く。
4.5kmなので小1時間とみて快調に歩く。
ただ調子にのりすぎて、汗をしっかりとかく。
電車は予定よりも1本早いのに間にあったので喜んで乗る。
乗った電車は新快速、蒲郡で乗り換えるつもりが三河大塚に臨時停車する幸運。
こいつぁ朝から調子がいいわい。

集合時間には早いので、駅周辺やコースについて調べる。

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山は駅の北側なのに改札口は南側にしかなく、どう越えていくのかわからない。
その内、相棒組員が到着、それは自分の乗車予定だった電車。
食料補給でコンビニを探してしばし散策、30分遅れでなんとか出発。

天気は上々、あたたかい日差しを背中に受けて駅の北側へと回る。
踏み切りを渡るとすぐに進むべき道がわからなくなる。
予定では砥神山で西だが遠回りと感じて北の御堂山方面へ。
集落を過ぎ、みかん畑を右左に見ながら行くと前方にこぶふたつ。

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ふたこぶ山ではおおげさ、古墳といわれればなるほど、どうみてもあれ、でしょ。
説明板を見ると三月田古墳、ふむふむ。

ここで左折、ようやく山域らしきに入っていく。
立派な車道が続くが、途中、御堂山への登山道標識を見てそちらへ。
けもの除けの柵をこえると、ようやく山歩きらしくなる。

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現役の道のようだが倒木も多く荒れ、古くきつい参道に一気に汗が出る。
途中からはかって知ったるよく整備された道になり、随所に地蔵さんが待つ。

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寒いのにますます汗が出てびっしょり、ふらふらぐったりでようやく御堂山へ。

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ここで休憩。
陽だまりでゆったりのはずが吹き抜ける風が冷たいので長居できず。

次は国坂峠へ縦走、のち五井山への登りと一応本日のメインイベント。
ただ普通に平坦な尾根歩きを行い、峠へ下りてから一気上りと油断していた。
御堂山から国坂峠まで表示では60分だが、思いのほか上下動がきつい。
しかも標識を見落として、峠よりかなり下の車道に降りてしまう。
そこからの車道の上り返しがきつく、すぐ横を車が飛ばしていくので危なくて。
国坂峠へ着き本来通るべき登山道口を見て、悔しいやら情けないやら。

ここから五井山へは昔ながらの登山道もあるのだが、もう戦意喪失。
傍らをサイクリング3人組が通り過ぎていくので、後に続いて車道を歩いていく。
山道の急勾配では足をあげるのもつらいので楽な方を選んだということ。

天気は晴れから曇り空、ずっと日陰の道に冷え冷えと寒さを感じる。
どこか日当たりがあればそこで昼食休憩にしよう、と意見が一致。
たまたま救いのお堂があって、軒下を借りる。

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結局、五井山へは登山道を横目に車道歩きで到着。

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ここでも陽だまりでゆったり休憩のはずが、風が吹き日差しが弱い。

なんともはやで、宮路山への縦走路に入る。
予定では宮路山で最後の休憩のち下山、御油で東海道の昔を偲ぶ、だが。
何を血迷ったか、途中で音羽蒲郡の商業施設が頭に浮かぶ。

計画変更、途中の標識を見て名電長沢駅方面へ下りる。
林道へ出ると標識があり、長沢駅と赤坂駅(長沢駅)の選択。
なんか釈然としないまま長沢駅を目指す。
この林道歩きが単調で長い。
平坦のようでなんとか下っているが変化に乏しく、うんざりする長さ。
気分がそう感じさせるだけかもしれないが、一向に先が読めない。
なんとか里に出てからも疑心暗鬼のさえない歩きが続く。

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ようやく長沢の集落に来て一安心。

駅を目指す。

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国道1号線をガード(防犯ベルがいっぱい)で潜り抜けて、あと少し。
そこに見えたのは、1時間に2本しかない電車がちょうど発車する場面。
風がよけられないホームで待つ間に、日は沈み夜になる。

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この日、歩いた距離は相当なもの。
右ひざや爪先、足の裏などに痛みが出て歩き方もおかしくなった。
それでもふだんなら充実感があるのに、ほとんど感じられなかった。
計画は大事で、経験や思いつきだけで行動すると痛い目にあうってこと。
年のはじめからしっかりとお灸をすえられてもうた。

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2019年10月 3日 (木)

山歩き:残暑トレの猿投山、あれはなんだ?

山歩き:残暑トレの猿投山、あれはなんだ?

10月に入っても夏日で、装備はもちろん真夏のまんま。
今の自分には山に行くこと歩くことが大事で、しっかりと汗をかく。
下を向いて歩いていたら、聞こえた物音の先に大きな生き物が。
おお、久しぶりだねカモシカさん、ちょっと写真を。

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【山行日】2019年10月1日(火)   
【山 域】愛知(地元):猿投山
【天 候】曇り時々晴れ、山頂の気温は24度
【形 態】周回、一部往復 単族 軽装
【コース】登山者用駐車場、起点
P11:12--11:41城ケ峯--武田道--12:17大岩展望台12:21--西宮--12:55東宮--
--13:10山頂13:29--13:41東宮--13:56大岩--14:19御門杉--14:37P

のっそりとした動きでこれはチャンスとデジカメで一枚、少しあわてた。
それが上の写真。
その後、斜面を上がっていく途中に振り返ったのでもう一枚。
珍しい生き物の被写体は久しぶりなのでちょっと得した気分。

問題は家に帰ってから。
ニホンカモシカだとばかり思っていたがじっくり見ると以前見たのと少しちがう。

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カモシカに特徴のあの黒いツノがない。
画面を拡大してみるが、そこはどうもはっきりしない。

いままで鈴鹿のコクイ谷や東三河の鳳来寺山、もちろんここ猿投山でも見てきた。
ぱっとみてあの特徴ある顔は忘れられないものである。
それに最近登山口にはこんな掲示板もある。

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まあ自分がもうろくして動体視力もデジカメ操作も衰えた、でいいのだが。

そういえばこの前、我が家の庭を飛翔していたチョウを撮った。

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ゴマダラチョウはそんなに珍しいものではないが、自分としては初めてでうれしかった。

珍しい生き物を見るのはうれしいし、それを撮るのはもっと楽しい。
トレヲさんのように生き物の生写真をしっかりデジカメりたいものだ。

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2019年8月18日 (日)

山歩き:猛暑トレ体調維持は猿投山

山歩き:猛暑トレ体調維持は猿投山

炎暑、酷暑がずっと続き、お盆の台風がすぎても猛暑が居座っている。
ヒグラシの鳴き声にツクツクホウシの加わってきたことが季節の移ろい。
熱帯夜は常態化し、息も絶え絶えの生活に意気と刺激を求めて山へ。
高所や遠征などとてもとても、そんなときはいつでも待ち受ける猿投山。

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【山行日】2019年8月18日(日)   
【山 域】愛知(地元):猿投山
【天 候】晴れ時々曇りのち雨、山頂の気温は27度
【形 態】一部往復の周回 単族 軽装
【コース】登山者用駐車場、起点
P11:27--11:45広沢城跡--12:01城ケ峯--武田道--12:38大岩展望台12:43--
--13:01東宮--13:15山頂13:29--13:42東宮--14:01大岩--14:21御門杉--14:35P

行きたいところがいっぱいあって、いつも焦っていた日々がなつかしい。
あの稜線を歩けば山また山の雲上の世界と思いつつ少ない休日に苛立っていた。
山は逃げない、という言葉に安心していたらいつのまにか体力も気力も失せていた。
計画する気力と歩ける体力がなければそれこそ、ぐーたらのあぶないおじさんだ。

6月の礼文・利尻以降、何かとあってあまり山歩きができていない。
もともと虚弱体質なので週1回程度のトレーニングができていないと不安になる。
生長や成長もなく、毎日が衰弱と劣化の日々なので鍛錬とお勤めが必要なのだ。

猿投山だと準備はワンパック、家事を済ませてから家を出る。
駐車場が数箇所あるがとにかく人気の山なので休日・平日とも満車、路駐。
でも朝早い人が昼頃には下山して帰るから、上手い具合に滑り込む。
最近は同じようなことを考える人が多くて、いつでもどこにもライバルはたくさん。

今日の目的は普通に山歩きができるための筋力トレーニング。
このところ上りも下りも登りで足を上げるのが辛くなることが多い。
山歩きのトレーニングは山歩きをして付けるのがそれらしくてよい。
猛暑の低山でそれなりに歩ければ、毎日の生活を乗り切る刺激にもなる。

駐車場を出て車道へ、出発。
すぐに左折して、広沢城跡・城ケ峯から武田道方面へと向かう。
東海自然歩道の一般道でそのまま山頂を目指すよりも距離も時間も長い。
80分で行けるところが120分になる、というのが自分の経験からの見当。
一般道を使った下りが60分なので、今日は3時間歩きという目安。

枝尾根の末端に取り付き、すぐに山の神。

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ヤセ尾根を進むとこの尾根のシンボルが真ん中にどーん。

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小さなはしごと急坂を上れば尾根の肩にあがりほっと一息、すぐに広沢城跡。

くねくねのつなぎ道を辿っていけばやがて城ケ峯への上り。
えっちらおっちらで頂に上がる。
東海環状自動車道猿投トンネルの入口真上に位置するというがまるで分からず。

ここからの眺めは、すぐ眼前に広沢城跡、そのむこうに豊田の町だった。
天気のせいか、じんわり樹木が生長したので徐々に視界は狭まる。

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城ケ峯から下ると道はすぐに武田道に合流する。

起伏の少ない歩きやすい道も、猿投山南尾根端への上がりは少しきつくなる。
あと少し。

ここの尾根端に上がると、海上の森方面への展望が広がる。

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ここからは武田道の真髄で、昔のように駕籠を背負って歩けそうだ。

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じんわりとした上り下りの稜線歩きを進めばやがて東海自然歩道の一般道に合流。

右手の巻き道を上がって大岩展望台へ。

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休憩所に大きな岩がありぐわんと視界が開ける、というのが人気のもと。
ここまで暑くて汗びっしょり、息を整えるために少し休憩する。

すぐ先で右、東宮から山頂、と左、西宮を経て東宮から山頂、に分かれる。
ふだんの自分は、10分ほど余計にかかるとはいえ西宮を経て東宮の道を選ぶ。
今日は弱気、そのよぶんの10分の回り道が辛そう。

一般道を進み、車道に出て、東宮への鳥居をくぐり上がっていく。
親子連れやトレランさんなど行き交う人が増える。
この道は少しきつい上りだがとてもよく整備されていて歩きやすい。

途中、猿投山を代表する大木が多く集まっていて神聖な気持ちになる。
特に道沿いの大樹の根元にはかつて、手作り仏や地蔵さんが祀られていた。

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時の流れや、人それぞれの好悪もあってか、今はその痕が微妙に残るのみ。
個人の残す表示プレートも、極言、落書きと同様かもしれぬのだから。
何をしなくても最低足跡や思い出を残すのだから、人為は極力最小であるべきだろう。

えっちらほっちら、たらたら進んでいてもなんとか東宮へ。
ここで止める手もあるが、なんとか格好をつけるために山頂へと向かう。

なんとか山頂へ、風がないので暑い。
休日で人はいるが、多くない、否、少ない。

汗びっしょりなのでここでも調整、靴を脱いで足を空気にあてる。
山へ来てこの靴を脱ぐ、というのは自分にとって実に貴重なセレモニーなのだ。
これをやってこそ、真に休憩といえる。
靴の砂や泥を払い落とし、ふたたび履いて紐を結びなおすと気が引き締まる。

さて、下山。

この時間でも上がってくる人が多いのがこの山の特徴か。
途中、知りあいの夫婦に会い、近況を話し合う。
奥さんはいつでも日傘を差されていて、それだけ体力もあるということ。

走り抜いていくトレラン系の人に最近は女の人が多い。
装備も何もかも引き締まっていて、当然、足も軽やか。
山歩きなどは最初から目的でなく、体幹トレーニングの意識高い系なんだろう。

大岩を過ぎたあたりで雲行きがあやしくなり、遠くで雷鳴がする。
ざーっと音がして、雨が降っている気配。
でもそこは樹林帯、音と気配だけで身の回りまで濡れることはない。
一応、傘を差す、折りたたみの小さなものだ。
それで充分に凌げるし、雨具を着るなら濡れたほうがましの暑さでもある。

雨はそのまま降り続き、駐車場まで傘を差す。
不思議なのは他のみなさんの反応。
雨がイヤそうで頭をタオルで覆ったりしてあわてているのに、傘が出てこない。
ザックの荷物は多そうなのに、そこに傘はないってか。

車に乗ってからもしばらく雨は降り続き、時々は大粒になった。
豊田市街地に入ると、ウソのようにカンカン照りになった。

今日はなんとか暑い中、山歩きができた。
これを続けて行けば体調はそれなりに保てそうだ。
どこか遠くの山へという目標があるわけではないがいつでも歩けるようにはしておきたい。

それにしても連日のこの暑さ。
昨年はもっと暑くて長かったが、今年もきついに変わりはない。
熱帯夜を越えた朝はいつも、あまりの暑熱で目覚め、苦しくて仕方のない。
これも生きる苦しみ、たまさかのブログを書くように。

猿投山、こんな時もあった。山頂のようす。

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2019年2月25日 (月)

山歩き:石山神社から五井山・宮路山

山歩き:石山神社から五井山・宮路山

冬の日だまりハイクは少し距離が伸ばせ、時間も手頃な蒲郡の山へ。
気温は高くてもう春、ただ冷たい寒風が強く吹きぬけた。
人気の定番コースで人が多いなか、同行の士がいてびっくり。
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【山行日】2019年2月23日(土)    
【山 域】三河(蒲郡):五井山、宮路山
【天 候】晴れ時々曇り、冷たくて強い風
【形 態】往復 単族 軽装  
【コース】石山神社周辺の駐車地 起点
P11:35--12:02天満宮--12:30五井山12:38--13:24宮路山13:30--
--14:16五井山14:31--14:50天満宮--15:10P

冬の山歩きは日だまりハイクのみ、自宅から近い山でお茶をにごす。
西尾茶臼山、万灯山がほとんどで、午後から山歩きなので猿投山は遠い。
自宅から猿投山と五井山はほぼ同じ距離、なのに所要時間は半分になる。

23号線バイパスのお陰で、その便利さは高速道路を使っている感じ。
ただ道の空白を埋めるために石山神社周辺の地域は工事真っ最中。
それを知ってからもう2年、様子伺いを兼ねて訪れる。

さらに空き地がなくなり、駐車地に戸惑うがなんとか駐車。
大きな石山神社さんにしばらくお世話になる。
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それにしてもバイパス工事、急ピッチで進められているんだろうけど。
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駐車地から神社経由で住宅地の脇を通り抜け、登山口へと急な車道が続く。
里山の末端に入り、歩を進めて、林道をふたつやりすごす。
五井山の長い西尾根に取り付くと、単調で急な上りになる。

踏み跡がしっかりしてきているのは利用者が多いということか。
旧三河湾スカイラインに出る手前で右手の天満宮に寄る。
水が出ていない、ただここからの眺めはほっとする。
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すぐにスカイラインの側道を通り、トンネルを抜けて再び尾根道に取り付く。
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途中、樹間越しに展望のひらけるところがいいアクセントになる。

急な印象があったが普通に歩きやすい道で、どんどん高度を稼ぐ。
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いくつかのニセピークにがっくりしつつも、少し下るとぽんと車道に飛び出す。

パラグライダーだったかハングライダーかの飛び出すところ。
当然、眺めはよい。
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そしてすぐに五井山に着く。

それまで単独の世界なので、ここに来るといつもそのギャップに驚く。
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おそらく皆さん、宮路山方面から来たのではないか。

そして一部は地元の人で、国坂峠とか南の急斜面から来ていると思う。
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この眺望に優れた山頂でゆったりする人々を尻目に自分はトレーニング開始。

宮路山への縦走路を往復する。
山登りではなく、ほとんど普通の散歩感覚で歩けるのがいい。
だから足に負担をかけない忍び足ではなく、普通の大股歩きになる。

標高の高い五井山から低い宮路山へ向かうので、はじめは下りが多い。
途中、ちょっとしたコブを越えていく。
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宮路山に近づくとふたたび上りになる。
ここに出ると眼前に名鉄沿線の住宅地があらわれ、背後には鳥川の山。
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すぐに宮路山へ。
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珍しく人が少ない。
ここも展望のいい山なので、豊橋方面をパチリ。
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少し休憩したら五井山に戻る。
この戻りの方が上りが多いので後半はきつくなる。
途中、先ほどまで五井山でくつろいでいた人々とすれ違う、当然だけど。

今日、はっきりわかったことがある。
宮路山圏は自然林が多くて緑色の世界であたたかい、ということ。
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逆に五井山圏はスギの植林帯が多く、風をもろに受けるので寒くて冷える。

そんなことを感じながらふたたび五井山へ。
すれ違う人を覚えていたのでもうこちらには人はいないはず、と。
正解だった、ただ新規の人がちょうど来ていて、すぐに立ち去った。

この時刻でもうひとりだけとは、寒風をさけつつたらりんこと休憩する。
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下りはひたすら下るのみ、ただなんとも急な坂だこと。

ふもとまで下りてきたら先ほどの人がいた。
こちらから五井山を往復する人を初めて見た、なんかうれしいな。


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2019年1月13日 (日)

山歩き:西尾茶臼山で日だまりハイク

山歩き:西尾茶臼山で日だまりハイク

寒い冬は日だまりハイク、家から近くて距離も時間も手頃だから安易に来る。
中心は291mの茶臼山、小ピークや露岩の展望地も随所にある。
気楽な山歩きを好む人は多くて、駐車場の混雑から人気のほどを知る。
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【山行日】2019年1月13日(日)    
【山 域】三河(西尾・幸田):西尾茶臼山
【天 候】晴れ
【形 態】周回 単族 軽装  
【コース】無の里(平原の滝北)駐車場 起点
P12:24--ヤマモモ尾根--12:38・203展望台--西一般道--12:56茶臼山山頂--
--13:15南茶臼13:22--城跡--サクラ尾根--13:30西ノ沢乗越--13:33小茶臼テラス13:52--
--14:02反対側P--スダジイ尾根--西一般道--14:37P

近場の山にも積雪がある寒い冬の山歩き、自分は安易な日だまりを求める。
家から近いこと、それなりに歩き甲斐のあること、コースが豊富なこと。
もちろん寒風を遮る日だまりが随所にあること、ということで西尾茶臼山。

快適に車が流れる23号線バイパスを下りて、無の里駐車場へ向かう。
朝は満車になることも多いが、午後からならまず問題なし。

今日はどこから山頂へ上がるか考えながら、車道を上がっていく。
カラオケ「じゃんだらりん」を過ぎて、まずは平原の滝方面へ進む。
キャンプ炊事場を左に見ながらもう少し進み、右手の広場から尾根に取り付く。
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句碑がふたつに増えている。
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仲間でこういうのを建てるのは、いったいどんな集団なのか結社なのか。
各自、出来の良い句を持ち寄り、分担金を負担する、大変そうだ。

この尾根は・203展望台へ一気に突き上げている。
結構太くて大きいヤマモモの木がたくさん並んで立っているのが特徴。
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岡崎体育ふうに言えば、鴨川等間隔ならぬヤマモモ等間隔。
となりのカップルとは少し離れていたい、ではなく樹木の宿命的競争の結果。
尾根を上がるにつれて少しずつ小ぶりにはなるが、立派なヤマモモだ。
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果実のなる時季に来てみたいが、旬は一瞬だから。

・203展望台には先客がいた。
遊歩道を歩いてきてここで容易に展望が得られるので人気の場所。
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ここからは茶臼山山頂を目指してこの山の主稜線を歩いていく。
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すぐにこんなお知らせがある。
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行く先々にこれとか進入禁止のロープがある。

気楽なハイキングの山として人気の出た茶臼山に対して西尾市の対応らしい。
駐車場にあった警告には、昨年この山で二度遭難事件があったとのこと。

注意喚起は必要だがこの主稜線道は山頂と展望台を結ぶ一番大事な道だ。
この気持ちのよい道を進んでいくと、派生する脇道が何本もあらわれる。
それらについ引き込まれないためにも、本道をしっかり押さえておくのは大切な事。

ここでも途中、高みや露岩があり、展望が開けるので気分がよい。
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脇道があれば入りこんでくる道も多くあり、前方が開けてくると山頂。
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東は蒲郡方面に開け、西に岡崎平野というか西尾の町。
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前方の南にはNTTの電波塔がみえる。

その南側に花見のできる広場があるが、今年は工事なので閉鎖されそう。
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もともとNTTの土地で資材置き場だから仕方がない。

大きなカメラを抱え、ずっと樹木をながめるお姉さん。
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梅にうぐいすならぬ「サザンカにメジロ」をねらっている、と。
だからその服色。

ここから南茶臼までも、最近は人気の一般道になっている。
大きなサクラの木が多い。
左側、東に進入禁止のロープが張られた土砂採掘場を見てトラバする。
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急な上りを過ぎ、昔の狼煙場を見て尾根道を進めばすぐに南茶臼。
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やはり先客があり、少し離れて休憩する。
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この山で一番風が避けれて日だまりの最適な場所。
かつては多少あった草地がすべてはがされ、むき出しの裸地になっている。
この山の道を整備しているらしい人は、それがお好みらしい。
落葉の積もった道もすべてきれいに掃き清めている。

立ち去るとき先客を見ると、その後姿にびっくり。
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その勇姿や太ったさまが三浦雄一郎そっくり。
今日もアンデスの高所でアコンカグア登頂に備えてステーキを食べている。
高齢ながらあの体型で過酷な登山ができるのは、セサミンなのかな。

城跡に来る。

何かそれらしいものがあるわけではない。
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唯一ひきつけられるのは二段の石段で石積みが美しい。
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ゆったりとした尾根を西へ下っていく。
数は少ないが、この尾根ではサクラが目立つ。

小茶臼との鞍部(西ノ沢乗越)の手前では、門のように立っている。
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小茶臼山まで行かずに手前で南側に下りる。

勝手に小茶臼テラスと呼んでいる場所で、最近のお気に入り。
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風があたらず、それなりの展望があり、何よりも落ち着く。
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ユン・ゲサンは、西ノ沢乗越に下り、そこから左(北)側へ下る。

西ノ沢に沿った道なのでそのまま西ノ沢道だが、途中穴があってびっくり。
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以前は井戸か水路のようなものがあって、それが露出したらしい。

道は駐車場に出る。
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近くに調整池がある未舗装の駐車場で、勝手に反対側Pと呼んでいる。
23号線からは遠いので敬遠しているが、この山の通の利用者が多い。

ここからはすぐ向かいの尾根端に取り付き、ずんたら上がっていく。
中間点に一本のスダジイの大木があるので、これまた勝手にスダジイ尾根。
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すぐ上には一部、焼けた跡がある。
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珍しく5~6人の人に会ったが、みんなこちら側の駐車場利用者なのだろう。

左手の西に2本、顕著な枝尾根があらわれるが、入ると私有地に侵入する。
3本目が主稜線から派生する尾根で、そこから戻っていく。

最後は段差の大きい階段がずっと続く遊歩道で、上りだとしっかり汗をかく。

平原の滝にもどり、舗装された急な道をおりていく。
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炊事広場ではテントを張った家族連れがいた。
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年末からずっと、いろんなテントを目撃する。

ちょっとしたテント炊事入門には、ふさわしい場所なのだろう。


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2018年11月25日 (日)

山歩き:鹿島・大鈴・平山明神・岩古谷山、秋の周回’18

山歩き:鹿島・大鈴・平山明神・岩古谷山、秋の周回'18

三河の秋を愛でる週間、第3弾は恒例の奥三河の周回山歩きとする。
細かい部分の記憶はうつろだが全体像は確かなので期待を持って挑む。
岩稜帯が多く、上り下りがほとんどでずっと緊張を強いられる歩きになった。
今までは普通に歩いてきたが、体調や体力を意識しないと来年は難しそうだ。
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【山行日】2018年11月24日(土)    
【山 域】奥三河:鹿島山、大鈴山、平山明神山、岩古谷山
【天 候】晴れ
【形 態】周回 単族 軽装
【コース】和市の東海自然歩道脇の駐車地、起点
P8:07--8:53鹿島山--9:24大鈴山9:35--10:12分岐--10:41平山明神山10:55--
--11:14分岐--12:21堤石峠--12:37岩古谷山13:10--13:48P

三連休はずっと天気がよくて行楽日和、早朝から市街地を車で抜けるのは大変。
安城、岡崎市内を抜け作手街道に入っても山中は暗いのでライトをずっとつける。
曲がりくねった生活道路は舗装されていても息の抜けない心細い道である。
ダム工事の設楽町田口に来ると一気に道がよくなって、背後に今日の山々が連なる。
町中を抜けて和市へは、新しい道路の岩古谷トンネル手前で少し入ることになる。

和市の駐車地に先客はわずか1台、今日もみなさんの出足は遅いらしい。
この周回コースについての注意を喚起する立看板が影響しているのだろうか。
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今回も、いつものように右回りの周回コース、鹿島山への登山口に入る。
まだ暗い植林の中を途中、2回ほど車道や林道を横切っていく。
よく整備された道は石がごろごろで段差が大きく、神社まで上がるのにもう息が切れる。
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ここまでは東海自然歩道で、別れて鳥居を抜け石段を上がって池場守護神社に参る。
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神社から車道を少し下り、登山口からは暗い植林帯をジグザグにのぼっていく。
じっとがまんの歩きは思いのほかきつくて、足を上げるのがだるくて仕方がない。
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明るい稜線が見えてきて、少しほっとして、展望のない鹿島山に着く。

ここからは尾根道になるので少しは楽になり、大鈴山へ向かう。
遠くからこの稜線を見ると、なだらかで楽そうに見えるのだがそんなに甘くはない。
自然林もあらわれ、落葉の積もった晩秋の道を歩いていく。
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平山明神山への分岐を見て、大鈴山へは少し進みちょっとした壁をあがる。
落葉の道を分け入るように進むと、右手の木の根元に人工物がある。
記憶にないもので誰かが置いたのだろう、今風の一種の道祖神といっていいかも。
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エンゼルの羽をつければ可愛くなるものでもない。

大鈴山の山頂は、ススキの目立つ小広場で、東南に展望が開ける。
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いつ来ても静かで、荒川三山や静岡県境、三河の山並みの奥行きを見て落ち着く。
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北への展望も以前はあったが、柴石峠から歩かれてないようで枯れたスズタケの背が高い。
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平山明神山への分岐まで戻り、グミンダ峠方面へ滑りやすい斜面をがんがんと下る。
ここからの道が、駐車場の立看板で注意していた部分になる。
大鈴山と平山明神山をつなぐ尾根はそれなりに起伏があり、楽はできない。

岩古谷山方面への分岐を過ぎて、小明神へは岩壁などを越えていく。
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小明神の岩稜帯は一瞬だが、高さを意識して慎重になると時間を使う。
両側がすっぱりと切れ落ちていて、傍らに生えていた木がさらに減った感じ。
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不思議なのはここを通過して振り返ると、いつも青空が広がっていること。
岩稜帯に生える木々がまるで盆栽のようで、被写体としては外せない。
平山明神山は山そのものが大きな岩で、その領域は狭いながらも見所が多い。
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鞍部の小屋跡まであがり、まずは左手の西の覗きへ行き、北西方面の展望を味わう。
盆栽岩のむこうに、先ほど寄った大鈴山がどでんと見られる。
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正面の北には、恵那山と大川入山、右には愛知の高峰の萩太郎・茶臼山。
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足元はといえば、そこは巨大な岩塊のてっぺんなので、垂直な岩壁の上ということ。

鞍部に戻って少し上がり、左手に行けば東の覗きで、東南方面に展望が開ける。

手前に御殿山、そして奥三河の山並み、被写体は同じでも所変れば新鮮に感じられる。
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再び戻って上がって行けばすぐに展望のない平山明神山頂で、そのまま南へ少し下る。

そこには小鷹明神の祠があり、広い岩盤の南に狭いが味のある展望が開ける。
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下を見れば山間の民家の生活、見える山並みはこれから向かう岩古谷山への稜線。
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いつもここへ来ては同じことを思い、同じようなことを書いている。
休憩を終わり、平山明神山の領域を、小明神の岩稜帯で抜ける。
ここまですれ違った人はひとりだけ、まったく静かな山。

風は冷たいが、日にあたれば暑い。
すでにしっかり汗をかいていて、冷や汗もそれなりに。
足がだるくて重い感覚はずっとあり、辛いタフな歩きに気がめいる。

岩古谷山への分岐からは一気に、がんがん下っていく。
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鞍部からは休む間もなく上がり、息をつく間もなくふたたび下る。
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そんな風にして、堤石峠までコブというか小山を4つ越えていく。
道はしっかりしているが、倒木や大岩越えがあったりで、気がぬけない。
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ずっと続くアップダウンは、さらに足や膝、腕・肩に負担として響いてくる。
昨年末、右ひざを痛めて数ヶ月歩けなかった身には、限界も感じさせる。
岩場ですれ違った3人組と話しながら、その内容は自分に言い聞かせる言葉だった。

岩古谷山を眼前にして、最後の連続ロープ下りが待っている。
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根っこがからみ、落ち葉がしっかりと積もっていて足場がわかりにくく、滑りやすい。
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注意していても踏ん張りがきかず、何回もずるっとして肝を冷やす。
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ようやく堤石峠。
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ここからは東海自然歩道なので、道そのものは歩きやすくなり、安心できる。
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岩壁に付けられた階段道は、とても助かっているのだが、内心は微妙。
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補強工事もされてはいるが、無理やりつけられた人工物だからそれが不安。

岩を削ってつけられた狭い急勾配の道を上がっていくと、山頂のような岩場に出る。

家族連れが楽しく昼食の準備中。
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そこから少し進めば山頂標示があり、さらに進むと本当の山頂になる。
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昼の時間でいつも人気の山なのに、先ほどの家族以外にはだれもいない。

静かな山、不思議だ、おかしい。

山頂の少し高い岩場から今日歩いてきた山や稜線、眼下に地元の集落を見る。
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時間的にも場所的にもくつろいで休憩できるのはここだけ。
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だからこの恒例の周回歩きは、自分としては右回りに限る。

下り、ユン・ゲサンは堤石トンネルへ下りる急勾配の人工的な道。

途中にたくさんの見所があるので、観光気分で下りられる。
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昔からいつも同じところで、同じ対象物を似た構図で撮る。

少ないながらも秋色はあり、それなりに満たされる。
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鋭く立った岩壁に、へばりつくたくましい樹木。
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頼りになるはずの岩壁だが、先ほど、屏風のようなぺらぺらに過ぎないのを見た。
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それがいつか割れたり、剥がれたりして落下したのが岩くぐり。

岩の窓から秋を愛でる。
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利修上人はそんな岩の間におわす。
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見上げると山肌はいつも魅力的だ。
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今日の反省

同じことをくりかえし思い出しては今日も、薄れた記憶の上書きをする。
ただ来年もこれができるか、というと不安な気持ちになる。
鈴鹿と三河の秋を愛でる歩きで、いつものコースをタフすぎると感じるようになった。
筋力・体力を鍛え、持久力をつける訓練を積まないと、楽しい山歩きはもう無理かも。

帰り、あの黄紅葉の名所の旧菅守小学校跡に寄る。
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2018年11月20日 (火)

山歩き:県民の森から宇連山

山歩き:県民の森から宇連山

三河の秋を愛でる週間、第2弾は立派な展示林やキャンプ施設のある県民の森。
県民の森を取り巻く露岩帯のハイキングコースから宇連山を往復する。
例年は見事な黄紅葉が見られる観光地だが今年は枯れた茶葉が多くて残念。
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【山行日】2018年11月18日(日)    
【山 域】地元愛知:県民の森、宇連山
【天 候】晴れ時々曇り
【形 態】往復一部周回 単族 軽装
【コース】県民の森駐車場起点
P8:03--南尾根・西尾根--9:59分岐10:04--10:30宇連山11:02--棚山方面へ--
--11:52分岐--西尾根・滝尾根--12:16展望台12:23--亀石滝--13:15P

今年の紅葉はさえないとはいえ、県民の森ならそれなりに見られるものと期待していく。
黄紅葉で満足できなくても宇連山へのハイキングは充実したコース選択ができる。

日曜日とあって駐車場にはすでにたくさんの車があり、誘導員が動いている。

今日は、Bキャンプ場から南尾根道に入り北上、西尾根へつなぎ宇連山へ向かう。

キャンプ場に入ってびっくり、テントがあるし、人がいっぱいいる。
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何回もここに来ているが、テントやバンガローを利用している人を見るのは初めてかも。
へえ今はブームなんだと感心しつつ、そこを抜け、ジグザグの道を尾根に上がる。
若い先行者が何人もいて、山歩きも同じようにブームなのだとあらためて思う。

南尾根へはシダの道をぐんぐん上がっていく。
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岩が竜のようにのたうつ露岩帯の道は確かな手(足)ごたえがあって気分がいい。
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最初こそすこし肌寒かったのに、すぐに汗をかくようになる。
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さえぎるものがないので視界が開け、ふもとの村や遠くの山並みが見える。
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そんな露岩のひとつで、若いのがもう休憩しようとしている。
装備も格好も流行のそれで、ゆったり自分たちの時間をすごすというスタイル。
この余裕のある歩き、というのが年寄りには真似ができない(個人の感想です)。

ほどなく南尾根展望台に到着。
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この露岩の上の東屋こと木造の展望台のロケーションのよいこと。
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眺めがよくて、軽さというか、ボロさ、枯れた感じがなんともいい。
県民の森ハイキングコースの一番好きな建造物(?)だ。

道はよく整備されているが、手すりの鉄柱は錆びていて年代を感じさせる。
上っては下り、アスレチックのようだが、ずっと開放感があるのもいい。
左手に鳳来寺山、向かう先には宇連山、遠くに山並みがどこまでも続いている。

南尾根から西尾根に入っても高度はほとんど上がっていない。
この南尾根や西尾根というのは「県民の森」の中心から見て名づけられたもの。
宇連山から見ればすべてが南尾根になり、北・西・東尾根はその支尾根になる。

西尾根はひたすら上りが続く。
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時々下りになり、ふたたびぐーんと上がり、そろそろ宇連山への分岐かと思うとまた上る。
今日はこのあまい勘違いに何度も苦しめられた。

自分のような前期高齢者になると、もう体力の伸びというのは期待できない。
日々体力の衰えを感じ、身体の節々に痛みや不調を覚えるのが常である。
コースタイムを縮めるとか、今までよりも速い記録を出すなどというのはありえないこと。
それでもそれなりの時間で山歩きが続けられるのは、ペース配分によるところが大きい。

記録と記憶から、先を読んでペースを組み立てる歩き方。
急な上りでも無理して続けるのは、次に楽になるのが分かっているところ、とか。
階段の上りでも、息継ぎの入れ所を予想してペースを組み立てる、など。
要は頭で上っているのであり、気の持ちようが大きく影響する。

それが今日は記憶違いから予測が何度も狂い、そのたびにペースを乱してしまった。
もともと体力がないところに落胆が続くのだから、疲れるはず。

苦し紛れでも高度を上げていくとやがて宇連山分岐に着く。
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標高700㍍を越すところで、県民の森としては一番高い地点になる。
県民の森ハイキングコースとしては、西尾根と北尾根の分岐地点ということ。
ここまでにも分岐がたくさんあり指示標もあるが、コースの概要把握は必要だろう。

県民の森の管理地を出て、宇連山への尾根道に入る。
斜度は増すが防火帯として切り払われているので、広さを感じる。
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ここでも歩きやすい道、という記憶があって急登にあせる。

左、棚山、右、宇連山というはっきりとした唯一の分岐点。
右手に向かい、両側にスズタケの繁茂する道を山頂へ進む。
盆栽の松や右手の露岩とか、道中の通せんぼの岩など記憶をたどる。
その記憶と記憶の間の部分が抜けているので、どうしても焦ってしまう。

スズタケが壁のように立ちふさがると、そこが宇連山山頂。

先客もいる中を多少展望の開ける東南の岩場に進む。
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奥三河や静岡県境の山並み、特に三瀬明神岳が正面に見える。
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この山頂周辺は広いといえば広いが、視界が開ける部分は少ない。
東海自然歩道の要所として東屋やベンチも整備されてはいる。
利用者も多いのに、すべては古色然として放置されたままになっている。

帰りはそんなことを思っていたからか、壊れた東屋を見ながらまっすぐに進む。

すぐに下り坂になり、利用者が少なそうなのに切り開かれ整備された道を行く。
右手に林道が見えてきたので、道をまちがえたことに気づく。
自分が歩いているのは、宇連山の登山道ではなくて「東海自然歩道」。
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間違えついでにこのまま棚山方面に向かい、どこかで宇連と棚山を結ぶ道に出るつもり。
この勘だけで歩いていくと、間を隔てる尾根を乗り越えるそうでそうなるわけではない。
あちらの道とこちらの自然歩道はずっと平行なままで、感覚はあてにならない。
きりのいいところで引き返す。

それにしても集中力を欠いていたとはいえ、どうしてこちらに迷い込んだのか。
戻ってみるとなんてことはない。
県民の森への道は、東屋の前で左に鋭角的に戻る感じ。
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間違えて進んだ東海自然歩道は、東屋の前をまっすぐに進んでいく方向にあった。

あらためてユン・ゲサン。
帰りは当然のことながら慎重に。
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西尾根・北尾根分岐ではいつもは北に入るが、ヘマもあったので西から短く降りる。

分岐を、滝尾根から亀石ノ滝方面へ。

上りで、南尾根・西尾根を使わずにこの道を上がるのが宇連山への近道になる。
そう思うと楽そうだが、これはこれでずっと下り一辺倒の長いコースだこと。

滝尾根の途中には、展望台もある。
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何を思う、若い衆。
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亀石ノ滝に出るとすぐに県民の森のメインストリートになる。
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滝までは、山歩きをしない家族連れや散歩愛好家がたくさん来ている。
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錦秋こそあきらめたが、少しの秋を愛でてたらたらと歩いていく。
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みなさんも残念なことでしょうが、観光客が多いのは「県民の森」ブランド力だな。
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今日の反省

県民の森から宇連山へはいくつものコースがあり、体力にあったものが選べる。
総じてタフなコースであり訓練には最適だが、ペース配分を考えないと泣きをみる。
三河の秋を愛でる山歩き、道路に車と信号が多いので、精神的忍耐力が必要。
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2018年11月17日 (土)

山歩き:裏谷から寧比曽岳

山歩き:裏谷から寧比曽岳

山の黄紅葉はほぼ終期、近場だが時間のかかる裏谷へ、そこから寧比曽岳。
冷えた原生林の公園から標高差は少ないが距離のある東海自然歩道を歩く。
山頂からは四方に視界が開け、それこそほとんど全ての有名な山が見られる。
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【山行日】2018年11月15日(木)
【山 域】西三河:裏谷の段戸国有林、寧比曽岳
【天 候】晴れ
【形 態】往復 単族 軽装
【コース】裏谷の段戸池駐車場起点

池P8:00--9:38富士見台--9:49寧比曽岳10:52--富士見台--自然観察路--13:02P

鈴鹿の秋を愛でる週間のあと、所用で山行きできないまま黄紅葉も終期になりつつある。
後半は地元愛知、三河の秋を愛でるため、再び禁断の平日に行く。
三河の山へはいくつかの市や町を通るため、車の多い土地柄からとても時間がかかる。
足助や三河湖など観光名所付近はそれこそ大渋滞になる。

登山口の裏谷へは、足助を避けて、作手・三都橋から入る。
通いなれた道や里には鮮やかな紅葉があるはずなのに、くすんでいる。
一瞬はっとするのは、寺や神社のカエデやイチョウぐらい。
細くて狭い林道はガードレールや対向車に注意して緊張の運転になる。

久しぶりの裏谷、段戸池はこんな平日でも朝の早い釣り人でにぎわっている。
自分の山歩きの格好に、観光案内所の人から「なんという薄着だ」。
ファイントラックのドラウトエアにセンサーで、「歩けば熱くなる」と応える。
ただしばらくは、凍り付くような気温にふるえていた。

自然探索林の散策は帰りにして、林道をとにかく早足で突っ切ることにする。
五六橋から少し進むと昔なつかしい東海自然歩道の遺物が歴史を感じさせる。
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歴史は緊急では現実になり、寄る。
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扉はしまらず、鍵もかえず、床板が今にもぬけそうという恐怖感で・・・。

人工物よりは青い空の下の自然がいい。
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林道から外れ、橋を渡り、歩道に入る。

このままずっとなだらかな道を散歩のように歩いて行けば、寧比曽岳に向かう。
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ブナ・ミズナラやツガ・モミの大木が林立する。
大木や巨樹の中を歩く、それだけで豊かな気分になれる。
黄紅葉はほとんど終わっていて、落葉がふかふかと積もっている。

以前より明るい感じがするのは、背丈ほどのスズタケがほとんど枯れていること。
これは喜んでいいのかどうか。
道は東海自然歩道なのでとてもよく整備されている。
落葉にかくれた穴や、石・枯れ枝にだけ注意していく。

裏谷から寧比曽の手前まで、稜線を歩かず、一定の高度のトラバース道。
ほとんどウォーキングや街道歩きの世界だ。
随所に休憩用のベンチやテーブルが設置されているのも自然歩道らしい。
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樹間越しにうっすらと寧比曾岳の姿が見えると分岐点に近づき、休憩ベンチがある。
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西方に視界が開け、東に下りていく踏みあとがあり、南へは出来山へ、と。

ここからは今日唯一の上りで、標高差200mほどを一気に上がる。
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それまでが平坦だったのできつい階段の上りが結構こたえる。
ここもスズタケが枯れて明るくなり、途中の休憩ベンチやブナにほっとする。

前方にきれいな小屋が見えてくると富士見台にあがり、一応山頂部分。
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トイレが建て替えられていた。

稜線の広い道を東北に向かうと、名前どおり、富士山が見えるはず。
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どこに見えるか?
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少し木の枝が邪魔しているが、見えた。

ここからは北に、恵那山や大川入山が見事。
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いい日に来た、と安心しつつ山頂へ向かう。

一旦下って、上がっていく。
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寧比曾岳の山頂はしっかりと切り開かれていて明るい感じ。

四方に視界が開けて、立ち木さえ避ければ全てが見渡せる。
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富士山だって、先ほどの富士見台からよりはっきり見える。
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浜松からの先客がひとり。
裏谷からで、歩き足りないから筈が岳へ行ってくるという。
すぐに大多賀方面から、瀬戸からの人で三脚を立てて撮影にはいる。
「いい写真が撮れましたか」「素人だから、とても」

昨日が雨上がりで今日は二日目、でも空はまだなんとか澄み切っている。
それもどんどん霞がかかり、一部ガスが出てきて、もやもやがどんどん広がってくる。
でも目をこらせばしっかり見えている。

北岳・間ノ岳から塩見を経て荒川・赤石・聖の赤石山脈の名峰がずらり。
恵那山と恩田大川入・大川入山の間に見えるのは木曽山脈ではないか。
望遠で御嶽。
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御嶽のむこうに乗鞍、そのむこうには穂高で、前穂の吊尾根もはっきり。
白山も能郷白山も伊吹山も、手前には筈ケ岳とわれらが猿投山。
養老山地、鈴鹿山脈、そして濃尾平野の市や町のビル群と詰まった家々。

知識として知っている山々、以前に登った山や歩いた稜線。
なつかしさや思い出に浸っていては進歩はないが、気分よくくつろげる。

山座特定に行き詰ったら、東屋へ。
そこのボックスには、愛好家による「展望案内アルバム」があり正解もわかる。
空気の澄み切った日に寧比曾岳からは、有名どころの山がみんな見渡せる。

今日はたまたまそんな日になり、自分の運のよさにびっくり。
この山へはよく来ていたつもりだが、前回は6年前で2012年11月25日。
その時も今日のように展望の素晴らしい日だった。

朝はあまりの冷たさにびっくりしたが、風もなくお日様に照らされるととても暖かい。
山頂ではすっかり長居してしまった。

帰りは、来た道を戻る。
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落ち葉の下に気をつけながら、たらたらと歩く。

少し歩き足りなかったので途中から自然観察路に入り、経由して出発点に戻る。
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この自然観察路は、段戸原生林の自然探索路と交差したりする。

とにかく自然林の大きな木の生態をそのまんま眺めながら歩くのは快楽の一言。
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整備された道はアップダウンが多くてきついが、山歩きとは違った喜びがある。
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今日の教訓

登山口まで少し時間がかかるのが難点だが、眺望と歩きの両面で素晴らしい山。
われらが猿投山ほどとはいえないが、今後は大切にしたい山。
帰り欲張って下山村と三河湖周辺に寄り、渋滞に巻き込まれる、深く反省する。
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